ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

はなひり

先週末から、なんだか体調が思わしくありません。

 

なんかちょっと変だなっていうのが感覚としてでてきて、早めに休もうってなるのだけど、次の日になると違和感がちょっと大きくなってくる。

 

朝起きて、とりあえず早く仕事を終えて、今日も早めに休もうって気持ちが芽生えている。そうして仕事をこなしていると、どんどん調子が悪くなってきている気がする。心なしか鼻水が垂れてくる気がする。喉も痛い。

 

次の日起きてみると、なんだか頭がぼーっとしてくるし、とりあえず早めに薬を飲んでおこうって、市販薬に手を出して、ユンケルさんとかちょっといいものを買っておこうってなって、万全で寝るんです。うん。やっぱり喉がいたい。

 

あれ。おかしい。万全を気しているのに全然調子がよくならない。そうして今日も早く仕事を終えて帰ろうってなって、早めに就寝。

 

ようやくまたまた次の日になって、ちょっと体調が回復してきている気がする。ようやく風邪さんも治ってきたかぁって ←(いまここ)

 

 

風邪のひき始めに効く!って薬があるとおり、なんとなく症状がで始めたら飲む薬だと思うのですが、最近の私に限っていうと

 

「なんだか調子が悪くなりそうな気がする!」

 

って思った時って、だいたい当たるんですよね。その日から調子が下降していく感じ。症状も出てないのだけれどなんか風邪がやってきそうってわかる。そうして早めに対処するのだけれど、やっぱり数日間はちゃんとした?風邪にかかってしまうのです。対処しても変わらないのかもとか、思いつつも。早めに対処しているから、対処しないのに比べたら、早く治っていることでしょう。というか思いたい。

 

病は気からともいいますから、

 

「なんだか調子が悪くなり・・・」

 

のくだりあたりから、呼び寄せてしまったのか、それとも自分自身に風邪になっていいよって許可を自分自身に出してしまったかなぁ。

 

もしかしたらその時点で

「なんだか調子が悪くなりそうな気がするけれど、気のせいか。」

 

って思ったら、風邪をひかなかったかもってふと思ったけれど、

 

「なんだか調子が悪くなりそうな気がするけれど、気のせいか」

 

って言っている自分を信用していない自分がいるので、やっぱり風邪になっていたのでしょう。

 

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マスクの下でも垂れてきますから

 

 

とりあえず何がいいたいかって、とりあえず体調が思わしくないなら、早く寝ろよってことなんですが、もっと突き詰めて言いたいことは、お鼻の下のヒリヒリをなんとかしてほしいんです。今夜は今夜も真っ赤になったお鼻の下に、たっぷりとユースキンをすり込んで寝ることにします。

 

うん。きっと明日も。

 

おやすみなさい。

あっという間

ブログを描くのは畑用に書いているnoteのほうになってしまって、しばらくはてな様は寝かせてしまいました。本当にもう塩漬け状態。こちらを利用しなくなったもの、やっぱり山梨のことが書いてあるからっていうのもあったかもしれません。それだけ詰まってますから。

 

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復活。なりますかね。

 

いつの間にか時は過ぎて、もう二ヶ月もすれば、事故から2年の月日が流れることになります。そう考えると心身ともにほとんど正常に戻ってきています。結局のところ肘の稼働の制限が残っているんだけれど、やっぱり困ることがある。でももう慣れてしまったかな。気づかないし、何よりも半分ネタにしちゃってる。

 

 

死ぬつもりか、それはいけない。

どうしても死にたいのなら、一年後にしてごらん。

一年も経てばすべてが変わってくる。

人間にとって時のながれほど強い味方はないものだ。

 

鬼平犯科帳 2

 

主人公である、長谷川平蔵が身投げをしようとした女性を助けた際のセリフ。

 

本当にどうにもならないことや、悪いことが起きたと思ってしまった(その時の自分が)ときに、頭に浮かんでくるセリフなんです。なんとも頼れる長谷川様でございます。本当に全てが変わる。周囲も変わっていくけれど、なによりも自分が変わっていく。

 

さて、冒頭でも使っているけれど「あっという間」ってフレーズ

 

私もそこそこ年齢を重ねてきたせいか?口癖のように「あっという間」だねって、若い子には「一年なんかあっという間だよ」って、半ば脅しように話しているように思う。

 

そんな、自分を省みてなんともおじさんになったなぁとも思うわけです。それに加えて、自分のことを「もうおじさんだよ」なんて言ってしまっているので、余計にですよね。

 

「あっという間だよ」って、人と会話をしている時って、内心ではなにもしていないまま、時間だけが経ってってしまったなと思う時がある。ちょっとネガティブ寄りかもしれません。でも意外とそれが気づきの始まり。

 

内面をぐるぐる探してみると、実は何もしてないことはなくて、新しいことを初めていたり、初めていたけれど中途半端になってしまっていることを思い出したりして、またチャレンジしてみようかなって思ったりする。

 

そうして思い出した、はてな様。

 

また、こちらも書いてみようかしら。

 

佐々木の日

今日は診察・検査のために山梨へ。今回は前回の抜釘手術のあとに、骨に残ったネジ穴がしっかりと再生しているかどうかの確認でした。

 

もうなんども病院にかかっているので、受付を済ませて自らレントゲンをとる部屋へ出向いて、上着を抜いて一枚、二枚と、計七枚くらい。なんだか最近はレントゲン技師のドラマがやっているせいか、なんかスタッフの動きが気になったのが、私もミーハーなのかもって。

 

そのあとに担当の整形外科の先生の元へ。まだ痛みと違和感は残っているのでその件を伝えて、今後のリハビリの有無などを一通り聞いたあとに、これでこちらの病院の診察は終わりになりますと聞いて、あっと今に一年ちょっとたったのだなぁと感じたのですが。そのあとに。

 

「障害の診断。受けておきましょうか」

 

そういって、先生が説明してくれたのです。「障害」って聞いた瞬間にきっと肘のことをさしているのだろうなって。

 

私はもう普通に生活できているし、多少の不便なことはあれど意識上からは消えていたのですが、受けておいたほうがいいということなので、再度夏に診断を受けに行くことになりました。心の中では消化できているのだけれど。いざそうやって障害の診断という言葉を受けると。なにか感じるものがありました。まだ終わっていないんだなって。

 

さて、話は変わって。診察を受けたあとには、まずは五味醤油さんでお味噌をしっかりと買い込んで、そのまま甲府から山梨市方面へ。友人が喫茶店を来月オープンさせると聞いていたので、顔を出してちょうど昼時だったので、お昼を一緒に食べてきました。

 

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塩山館食堂の「特製湯麺」

 

 

その友人とは私もかつて住んでいた、お湯なし、シャワーなしの古ぼけた団地に住んでいたんです。つい先月勤めていた勝沼のワイナリーを退職して、団地からも抜けて喫茶店をオープンするんです。

 

そうして、もうひとり同じ団地でワイナリーに勤めていた友人がいたのですが、彼は北海道へと自分のワイナリーを作るべく、修行へ行きました。当然団地を引払い済み。

 

かつて団地の誰かの家で定期的にワインを傾けて語り合った友人はひとり残るのみとなりました。

 

かつて同時期に山梨県山梨市にたどり着いた友人が私を含めてこの一年の中で散り散りになったのは、なんだか不思議な感覚でした。その友人たちからは「佐々木君が抜けていったのもあるんだよ」といわれて、それぞれにいろいろな夢や理由があって団地を抜けたのだろうけれど、その小さな小さな発端を作ったのは私だったのかなぁとも(うぬぼれです)

 

その後は、近況の話をしていたら今度共通の友人であるワイナリーのお話になり。今度ワイナリーで出張して珈琲を提供するんだ〜と話をきいて。おお。ちょうど今日行こうと思っていたんだよ〜と盛り上がり。珈琲豆のお土産を車に乗せてワイナリーへ。

 

そうしてワイナリーに行くと、いつもと変わらない姿で店頭にたっていたんですよね〜。「おおおおお〜」「よくここまで戻ったね〜」と暖かい言葉で迎えてもらって、なんだか恥ずかしような。去年は一度もいけて無いので、1年半ぶりに訪れたんですよね。そうしたら、私の事故はメディアに名前と共に掲載されていたらしく、事故があってからは農業機械に乗る際のルートを変更したり、ご家族にも注意を促していたらしいのです。

 

ちょうどその時に、他のお客様がいらっしゃっていてその方たちのとお話に混ぜてもらいながら、いつの間にか1時間半くらい時間過ぎていって、そうしているうちにお母様たちが仕事の休憩にいらっしゃって、珈琲とお菓子をいただいて、また1時間。やっぱりここは居心地がいいみたい。山梨に行く機会は減ってしまうので、ワインを買い込みます。

 

そうして、ちょうど一緒にお話していたお客さんは歩いてワイナリーを回っていると聞いたので、私も他のワイナリーを回る予定なので、ご一緒しますか?と、旅は道連れ。とりあえず、私の目的のワイナリーへ向かいました。そこでまた試飲をされていたのですが、そこでもなんとも美味しそうにワインを飲んでいて、お話をしているとなんだかとっても山梨のワインを気に入ってくれたよう。不思議と私も嬉しい気持ちになって、もう一件ワイナリー行きましょうか?ともう一件、立ち寄ってまた試飲をしてもらって。気に行ったワインをもう一本購入の運びとなって。またなんだか嬉しい。

 

その後はタクシーで駅まで行きますからってことだったんですけれど。

 

 

買ったワインを贈答用にするようで最後にスタッフさんとお話をしていたんです。そうしてスタッフさんが「熨斗はいかがいたしますか?」と内熨斗、外熨斗の希望を聞いてそのあとに「お名前はどういたしましょう」とスタッフさん。

 

「佐々木」でお願いします。

 

 

お名前も聞かずに、ご案内していたのですが。まさかの同じ苗字。

 

その後しばらくして。

 

 

「ああ。私も 佐々木 なんです。」って。

 

 

 

なんだ。今日は「佐々木の日」だったのか。

 

不思議な縁だなぁって思って、駅まで送り届けることに。

 

そうしてお話を聞いていたら、なんだか体調を崩していた時期があったようで。やっぱりそういう経験があると、価値観。変わりますよねって話なんかをしていたら、あっという間に、駅へ到着。

 

今頃はきっと、甲府で楽しく飲んでいるはず。

 

今日の山梨からの帰り道。

 

「一期一会」という言葉がふと浮かびます。

 

それと共に「人に施した善行は忘れなさい」という言葉。

 

それでも、今振り返ると「やっぱりちょっといいことをしたかもしれない」って、ホクホク顏で帰り道車を運転していたであろう私。自分はまだまだだなぁ。

 

それも含めて、今日はやっぱり「佐々木の日」

あれから1年

3/19 13:00を過ぎれば、あれから丸1年経つことになります。

 

とりあえず、痛くありませんようにって願っていたけれど、やっぱり痛かったのが本当のところで。しかしその痛みはやっぱり事故直後の比ではなく。日を追うごとに痛みが引いていって、術後の回復は自分でも目をみはる限りでした。肘と鎖骨と大腿骨。やっぱり肘が一番痛いのかなぁって想像していたら、案外肘は痛いけれど思ったほどではなく。とにかく痛いのは大腿骨のネジが入っていた、膝上と腿の上がなかなかの疼痛でして、明日で手術から一週間ですが、現状では家の周囲をゆっくり徘徊することはできるまでになったけれど、階段は一段一段ゆっくり出ないと厳しい感じ。でもでももう少し踏ん張ることができれば、よいなぁって。しかし前回とは違って骨が折れているわけではなく。痛みのせいということはわかっているので、日に日に回復していくはず。

 

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肘と鎖骨に入っていたプレート

 

 

さて。

 

痛いよ。イタいよ

 

アピールはこれくらいにして・・・

 

今週の月曜日から、土曜日までの入院期間。予定では月曜日に退院予定でしたが、ゆっくりであれば歩けるまでになったので、土日は問診・リハビリともにお休みなので、早く退院されますか?とおっしゃっていただいたので「そうします」と言うことで退院の流れに。

 

 火曜日が手術日だったのですが、一度経験があるから初めから最後までデジャヴ感満載でした。お部屋でまず手術着に着替えるところ。オペ室まで手術着をきて向かう道中。この景色は前にベットに乗せられて通った廊下だ。そしてオペの場所の部屋、ストレッチャーに乗せられて麻酔ガスを含んだ呼吸器をつけられる瞬間まで。違いは前回はベットのまま、今回は自分の足でオペ室へ向かったことくらい。

 

とにかく事故後の二回目の手術の光景と、今見ている光景がぴったり重なる様子がなんだか不思議な感覚に陥っていました。

 

入院中4日間が個室で、残りの2日間が4人部屋へ移動となったんですよね。移動の人は就寝時間の一時間前に急遽移動なったこともあって、あんまし気は進まなかったのだけれど、なんとも移動した4人部屋が前に入院したときと同じ部屋、同じ場所だったんですよね。これは病棟の計らいなのか、たまたまなのか・・・。二日間だけですが、同じ天井を見ながら過ごしたのも、これまた不思議な感覚。

 

今回入院と、1年前に入院した時とでは何か違う感じるものがあるかなぁと思って、色々と思考を巡らせてみたのですけれど、意外といつもの心持ちのままだったのですよね。カラダの中に入っているプレートやらボルトやらが抜けると気持ち的にも一気に晴れやかになるのかなぁって、入院前は思っていたけれど。特に変わらずというのは正直なところ。

 

なんだかんだで、事故に遭ってしまったことや、やっぱり肘が曲がらないことは、どうにもこうにもできないことだし、辛かったし、悲しかったし。感じることがたくさんあった中で、この一年の間に自分の中でじわりじわりと消化をしていたのだなぁと実感。まあカラダに異物くんが入っていない分「あいつサイボーグだぜ」「改造人間!」って周囲からきっと言われなくなるので、一安心です。

 

 

とりあえず、今週末に抜糸ができる予定なので、それが済めば仕事に復帰できそう。抜釘手術をするまではと、一応自分の中では自粛モードだったのですが、解除にまた近づきました。いきなり飛ばしすぎてしまうと、それはまた問題。手術箇所は骨に穴が空いていて、2〜3ヶ月は再生にかかるそうなので、調子乗って転倒したりすると再骨折になりかねないので、ほどほどに調子を上げていこうと思います。

 

パートナー、家族、友人のみんながここまでたくさんたくさん励ましをいただきました。本当に感謝しかありません。

 

ありがとう。

しばらく戻ります。

月曜からしばらく会社をお休みさせていただいて。再び山梨の病院へ。

 

 

とりあえず、入院することも、手術をすることも全然大丈夫だけれど。

 

痛くありませんように。

とにかく痛くありませんように。

 

それだけをとにかく祈っております。

 

痛いのだけは堪忍してくださいっていうお話。

 

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病練

 

 

山梨を離れてからも、遊びにちょくちょく訪れていたけれど。

 

なんだか楽しみなんですよね。入院とはいえ、しばらく滞在できるわけですから。

記憶を思い起こすと、病院の近くには中央本線が走っていて、窓を開けると電車の通る音が聞こえるんです。窓の外を見渡すと、周囲には山々が取り囲んだ盆地が望める感じ。病院の勤める人の言葉の端々にも甲州弁というか地の言葉を聞くことができる。かつては、山梨の病院から、静岡の病院に転院したときにも、感じた別の土地なんだなぁという感覚があったけれど。それと似たような感覚を味わえる。

 

きっとこんな風に感じるのかなぁと、想像中。

 

全然遠くないし、近い土地だけれど。別の世界に来た感覚。

 

前に入院していたときと、今回入院するときでは、景色が違って見えるのか。それは手術前と後でも。自分の変化も感じるのかなって。

 

とりあえず、今回はMacはお家でお留守番。その代わりに、たくさん本を持っていくので退屈はしなさそう。

 

 

ってなんだかんだそれっぽいことを言っているけれど。やっぱり入院も嫌だし、手術も嫌だし。痛いのはもっと嫌だなぁ。とりあえず寝ておかなくては。

ふらりと西へ

今日は車の一年点検の日。朝はのんびりがっつりご飯を食べて、着替えてディーラーに向かいます。かれこれ今の車は5、6年乗っていて。結構遠出もしたんですよね。よくわからないけど、点検やらオイル交換やらマメにやっているだけでも。全然故障することなく乗れているのだから、ありがたいお話ですよね。

 

今日は10時に車を預けた後、街の中はぶらぶらしようと思ったんですよね。別に見たいもの、買いたいものはなかったのだけれど。つい先日上田に行った時にこれまた5年くらい使っていたブルーのNORTH FACEバックパックのチャックが壊れてしまったのですよね。メインのチャックじゃないけれど、小物を入れる場所ががばがば。なんだかこれも古いものを捨てて、新しいものをという暗示なのかなぁって思って、一件だけバックパックを見に行ったのですけど、ちょっと自分が求めているジャンルのものがなかったので、今回はお預けに。

 

そうしたらなんか、静岡にいてもしょうがないなぁって思って、とりあえず電車に乗って、西か東へ行こうと思って静岡駅まで歩き出したんですよね。ちょうどその時にふと頭に浮かんだのが、三島と浜松だったのです。

 

三島(上り)

前に教えてもらっていたヴァンナチュールを扱っているルカワインさんに伺いがてら、三島大社にいってお参りコース

 

浜松(下り)

浜松餃子を一人食べ歩きながら、久々に塩尻で縁のあった方のショップへ出向く

 

特にどちらにしようとも決めないまま改札の口についたんですよね。そうしたら三島方向へ向かい電車は、途中の興津が終点。対して浜松方面はちょうど改札の上の電光案内に浜松行きの電車が来ているみたい。ん〜。タイミング的にはどっちもどっちだなぁって思っていたら、浜松行きの電車が9分遅れになっていて、なんだか私を待っていたかのように感じられて。エスカレーターを上って、ホームに着いたらちょうど電車が来たんですよね。うん。今日は浜松だなぁと。どうせ帰りは車に乗って帰らないといけないので、ワイン屋さん行ったら試飲したくてたまらなくなってしまうし。これが今日の正解だったんだなぁって。

 

 

とことこ鈍行で静岡から浜松まで一時間ちょっとくらい。ちょうど私が山梨市に住んでいる時に最寄駅から高尾、八王子まで行けるくらい。音楽を聴きながら、中国古典を読んでいたらあっと今に浜松につきました。

 

なんだか電車に乗っている時には、背中に浴びる日差しが強く感じて、今日はポカポカの陽気でいいなぁと思って、浜松駅のホームに出るとなんだかイメージと違う。確かに日差しは暖かいけれど、ものすごい風。かぜ。カゼ。寒いというよりか、冷たい。頬が冷たい。痛い。そんな感じ。

 

一歩進んでは風に吹かれて三歩下がって、また一歩進んで(というイメージで)とりあえず、目的地へ向かいます。

 

sasariki.hatenablog.com

 

過去に書いたブログを眺めてみると、もう三年前になるんですね〜。あっという間。

かつては塩尻でやった「まちの教室」でゲストで来ていたんです。懐かしい。

 

newshop-hmmt.com

 

www.any-h.jp

 

とっても素敵なコンセプトのセレクトショップ

 

最近は全然話題にもしていなかった「街についての話」をしたなぁって。

 

今の浜松の今はどんな感じですか〜。街で面白い取り組みとかあったら教えてください〜。自分たちの若い世代の人たちと自分を比べると感覚の違いはありますか〜?なんて、根掘り葉掘り聞いてしまった感じ。

 

なんだか、今の若い人たちはとっても頭がいいって話題に。

 

新しいことをやろうとする感覚はあって、現実的な面まで全てが見えてしまうから。結局やらない選択をするとか。短期的で終わってしまうみたいな話も。

 

ん〜。自分なんかも、頭がいいか悪いかはわからないけれど。詰まっていないので、とりあえずやれそうな気がしたら、前に進んでしまうのですよね。結構遠回りもして、その挙句にたどり着かないなんてものも、度々。でも、きっと大丈夫っていう感覚ってとっても重要なのかなって思って。ある程度の適当さと、楽観性。よく言うと肩の力抜くことができているって大切だよなぁと。

 

入居しているビルは、戦後間もなく建てられたもので、だいぶ歴史を感じるのですが。面白い方々が入居していて、そちらを回るだけでも一日が過ぎてしまうくらい。かつて浜松は戦争時に大規模な空襲によって焼け野原になってしまった過去があって。当時戦後復興をしていく中で、当時の地主さんたち、有職者の方達が資本を出し合って様々なビルを建てたそうなんです。しかし現在に近づくにつれて、再開発などによって、街の導線が変わって、人通りが少なくなったり、昔商店街だったところから賑わいが消えてしまったのですよね。ビルなんかは取り壊しされて新たな建物をへ!ってところがある一方で、むかし複数の人で建てたビルは一人の一存ではビルの取り壊しができなかったり、手続きが面倒だったり、ひどい場合には権利者がなくなったり、消息不明となってしまってどうしようもないと。

 

なんだか、田舎の耕作放棄地の地権者が見当たらないよ〜っていうのと似ていて、ニヤリ。

 

そうそう。お話をしていたら、いつの間に2時を過ぎていたんです。お腹もペッコリだったので。おすすめのお店を伺って。ご飯を食べて帰ることにしました。そうしたら、たまに食べたくなるスリランカカレーのお店を紹介してもらったので、すかさず行ってきました。

 

スリランカカレー。ちょうど入院生活から開けたばかりの時に、Huluで「旅猿」という番組でスリランカカレーの旅をやっていて、おいしそうだなぁ。おいしそうなんだよなぁと指を加える雰囲気でみていたのですが、今日がそのタイミングだったのですよねきっと。

 

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ララカレーハママツ

 

lalacurry.com

 

スリランカカレーって、とにかくね。色々混ぜ混ぜして食べるということで。でてきたプレートに乗っているものを少しずつ混ぜ混ぜして食べてみたんです。そうそうお米はタイ米?というか細長いやつ。そこへ、サラサラしたカレーをかけて混ぜては口に運ぶ。おお。おいしい。すぐにまた次のスプーンを口に運びたくなる。そんなはまってしまう感覚なカレー。決して広い店ではないけれど、素直にまた行きたいと思う素敵なお店でした。

 

 

とまあ、四時前には浜松から電車にのって、帰途へ着いたので滞在時間は正味三時間ちょっとだけど。リュックが見つかっていたら、きっと今日のぶらり旅はなかったことを考えると。やっぱりやっぱり。今日は浜松日和。そんな気がした日曜日。

畑をさがしています。

いつの間にか時は過ぎて、体に入った高価なチタンを抜く手術まで一ヶ月を切りました。来月の今ごろは、病室のベットの上で痛い痛いと呻いている姿を容易に想像できます。前回もそうだったけれど、とにかく恐怖とかそういうのはなんとかなるんだけど、どうも痛いのだけは我慢できないのですね〜。大腿骨については動かない場所なので大丈夫な気がするけれど。鎖骨と肘はグイングイン動く場所なので、痛そ〜だなぁ。痛そ〜だなぁってなって、考えるのをやめようって、また痛そ〜だなぁって、繰り返しています。

 

とりあえず、手術が終われば物理的な重しも、心の重りも解消されることになるでしょう。気持ちの面では整理がついているけれども。また新たなスタートを切れる予感。とりあえず手始めに、春からは畑仕事を復活させようかと目論んでいるのです。

 

私が住んでいる地域では、宅地が多くて畑そのものが周囲を見渡してもありません。

 

ちゃちゃっと、畑を貸してくれるところがないかなぁと調べてみますと、市内で畑を気軽に借りることができる市民農園がって、こんな書き方をしているけれど、こっそりしらべていたとかいないとか。

 

①町内に近い畑

自分の住んでいる町内にも一箇所あるのです。市民農園

しかし。立地が国道一号に面してアクセスもしやすい!水も通っている・・・。これは好条件!といいたいところなのだけど。ちょっと想像してみたんです。国一の車通りが多いところで、鍬を振るっている自分の姿を。うん。きっと美味しい野菜は作れる自信はある。ちょびちょび写真を撮ってはUPしている自分の姿も容易に想像できる。できるんですけれど。

 

なんだか車通りが激しいと、なんだなぁ。楽しくないんですわ。やっぱり周囲は畑やら山に囲まれているところで耕している方が心地よいなぁと感じてしまって。うん。

 

里山の麓

じゃあ、二番目に近いところを探してみると、こりゃ。山にも近いし水もある。周囲はミカン畑に囲まれている!きっと畑の土の質も良いのだろうなぁって。少し高台にあるので、景観もあって良い条件じゃないか!って、どれくらい自宅からかかるのかなぁと見てみると、車で10分くらいかかる場所。ん〜。20分くらいかかる。ん〜。その数10分が勿体無い。あとは冬の日が短い時間だとどうしても、仕事終わりに行くと暗くなってしまう・・・。難しいか・・・。

 

③勤め先の近く

勤め先の会社の近くにもあるんです。市民農園。会社の駐車場から歩いて5分圏内。すべてを満たさないけれど、とにかく便が良い。少しでも多く畑で作業できる時間ができる。仕事に行く前と、仕事終わりに1時間ずつ働けば計2時間も畑の面倒がみれる。市民農園で借りるのであれば、良さそう。

 

なんだかんだで、やっぱり畑の上に立つ。土の上の立つというのは、地球とダイレクトに接している感じがするんです。人間も畑の上で太陽を浴びながら光合成(できないけど)パワーを頂けるのかもしれませんね。

 

そうそう先日は休日を利用して上田市まで行ってきたんです。朝早くに静岡をでてひたすら北へ北へ。途中諏訪南インターから白樺湖を抜けていく道で、スキー客が多くて渋滞渋滞。白樺湖を超えてからは日陰で踏み固められた雪の上をそろりそろりと、鈍行運転で。

 

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武田味噌醸造 菱屋

 

 

上田では定番のスポットで、目当てのカンパーニュを買ったり、お蕎麦を娯しみ、地酒を嗜む。少しばかし大人の楽しみが出来るようになったかな。自宅用にお味噌を購入して、毎日お味噌汁とともに、上田に醸された味を楽しんでおります。いく先々のお土産はこれまで買ってきたけれど。その土地で作られている調味料を買うのが最近の楽しみでもあります。

 

www.hishiya-seiko.com

 

ここには載っていませんが、直接蔵に行かなければ購入できない。「寒仕込」を購入しました。前年に収穫した大豆を使って、一番寒くなる時期に仕込む、お味噌。昔は冷蔵庫などはないので雑菌の影響が少ない時期がもっともお味噌を作るのに適していたとか。

 

お味噌汁にして食べていますが、野菜をやさしく包み込んでくれるようなまろやかなお味噌。がつんと強いお味噌も好きだけれど。丁寧な仕事ぶりを感じる素晴らしいお味噌でした。

 

さあ。次はどこへ行こう。