ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

ココロに残る笑顔

収穫が予告通り終わったと言う事で休みになった訳ですが。予定を詰め込み過ぎ?なのか色々と飛び回ってます。一昨日は静岡に用事があったので静岡に一度帰り、次の日には山梨に戻り、ちょっと休憩したらそのまま長野に向かったのです。ホント楽しくてしょうがないですね。

 

というわけで。昨日のお話。

 

これで2回目。なんでこんなにもタイミングがいいのか、運がいいのか、わざとそのタイミングでお誘いをしてくるよね。あの人は・・・w と言う事で、ちょうど静岡から山梨に帰るタイミングでFBでお誘いがあったんですよ。「これなら好きなワインをチョイスして持って行けるなぁ」という事で、とりあえず行ってみようかな〜と軽い気持ちで今回もお邪魔してきました。

 

塩尻にある大門商店街のnanodaへ。

前回の経緯も残してありますのでよければ参考までに。

 


人を惹き付けるチカラ - ほどほど "農民" 絵日記

 

今回は毎月の定例の誕生日イベントに参加してきました。

 

毎月どこかの平日夜に、大門商店街でひっそり開催されている「お誕生日会なのだ」

10月のお誕生日会は、空き家で「三河屋のスキヤキ」を楽しみます!

お時間のある方は、18時30分からの「大門商店街めぐり〜食材買い出しツアーなのだ!〜」から、ぜひご参加ください!

 

あれ?あなた10月生まれではないですよね?と知っている方は思ったかもしれませんが。そうなんです。誕生は10月ではないのです。が。誕生月ではない人も祝う側として参加できるのです。

 

f:id:riki-yan:20141008135258j:plain

 

 ゆる〜く。好きな時にきて、自分のタイミングで帰っていく。大事ですよね。

 

ここからは誕生会の事を書きたい所なのですが、ちょっと私もお酒が入っていたからなのか、しつこく、熱くなっていたのか話をずっっとしていたので、今思えばすき焼きあんま食べていないし、〆のうどんも食べなかったのでもったいないことをしたな〜って事の話しかできません。

 

いやぁそうとうきてましたね。同い年の方もいらっしゃったのでついつい・・・。私と同席された方で、気を悪くした方がいないかだけが、ただただ心配でなりません。(気を悪くされた方ごめんなさい)

 

でもね、井筒ワインさんのメルローを飲めたのは嬉しかった。ちょうど自分も山梨からメルロー持って行ったのですけど。違いますね。やっぱ。メルローはそこまで得意ではないのですけど、おいしいと思ってたくさん頂いちゃいました。

 

ということで、誕生会が始まる前の話を・・・。

 

実は誕生会が始まるそのまえに、nanodaの目の前にある串でんさんで事前に山田さんと一献やっていたときが一番収穫というか、気づきがあったのですよ。おかみさんが一人で切り盛りしていて、串ものがおいしい商店街の居酒屋さん。ゆっくりとおかみさんと山田さんとでお話しができました。とはいっても山田さんはご多忙なお方。他の用事で席を一度外されたので、半分以上は私とおかみさんと話をする事ができました。とても気前が良くて、ジョッキに焼酎を半分注いでハーフ&ハーフな水割りを、空きっ腹からごくごくと。いやぁ〜始めはどうなる事かと思いましたけど、思いのほか大丈夫でした。

 

串でんさんのおかみさんは、とてもあいくるしくて元気な人。女性ですので年齢は控えますけど昨日は36歳ということで話をしていました。何を話をしていたと言えば、やっぱり御岳山の噴火のお話。ちょうど噴火のある数日前に麓まで娘さんとお出かけになっていたそうです。私の地元は雪がふらないので、雪の話を聞いたりとか。そんな感じ。

 

でも私はいじわるな人?なので、nanodaができてから商店街は変わったのか、山田さんの印象はどうかとか折をみて聞いてみたんです。そうしたら期待通り。nanodaの活動が始まってから変化を実感として感じてらっしゃいました。

 

私が印象的だなと思ったやり取りを残しておきます。お祭りの名前までは酔っぱらっていて覚えていない(修行が足りませんでした)ので、そこはちょっとお祭りと表記させてもらいます。

 

 

「nanodaができてからどうですか、商店街は変わったと思いますか?」

 

「nanoda(山田さん)がきてからね、本当に良くなってきたと思うよ」

 

「どんな所に変化を感じますか」


「それは今年のお祭り。それはもうにぎやかだったよ〜。ここ10数年の中で一番良いお祭りだったと思うよ」


「どこが違ったのですかね」


「いつもはもう祭りにでても大丈夫?って思うくらいのおじいちゃんたちが踊ったりしているの。あんなに腰を曲げてあるいているような人がお祭りにかり出されているのは見ていてこっちが心配になってしまう。しかしねぇ、今年はもう若い人がたくさんいてそれは活気があって賑やかだったよ」

 

「やっぱり若い人がいると違いますか」

 

「全然ちがうと思うよ」

 

「若い人には商店街に来てもらいたいと思いますか」

 

「来てもらいたいね。若い人からエネルギーをもらえるしね。」

 

「それは他の土地の人でもですか?県外の人でもきてもらいたいですか、抵抗はないですか?」

 

「別に他の土地の人が嫌ってことは全然ないさ。だって若くて他の土地の人だったら話を聞いていても面白いから。」

 

「それなら安心しました、若い人というか私のイメージだと他の土地の人はどんな人かわからないから、若い人に来ては欲しいけれども県内の人の方がいいのかとばかり思っていました。」

 

「私たちも下の世代(若い人)に色々と話をして伝えて行きたい事もあるけれども、若い人がいないのではそれもできないからね。だから本当に嬉しいよ。山田さんがすごく動いてくれるから。でもずっと忙しいから心配なんだよ。だからといって、山田さんみたいな人は他にはいないし、代わりがいないんだよ。大変だわよね」

 

 

とまあ、私の覚えている限りで書いてみました。再現率80%は越えてるはず・・と思いたい。

 

一つや二つはマイナスというか、ネカティブな事も聞けるかなと思ったのですが、もう私がいじわるな聞き方をして悪かった・・・と思うくらい信頼されていて、ググッとココロをつかんでいるなぁと。それは山田さんが個人的におかみさんのココロをググッとつかんでいるのも要因でしょうかね。

 

私はおばあちゃん子と自認しているので、串でんのおかみさんと話をしているだけで和やかな気持ちになりましたm最後の方ではずっと笑顔で私に話しかけてくれましたしね。その顔が忘れられません。また塩尻に寄った時にはお邪魔しなければならないなと。というか約束しちゃいましたかね^^

 

この時ばかりは、山田さんの若い時に女性をナンパしていたところから、なぜ商店街の人たちに夢中になるのか。理由が少しひもとけてきました・・・かね?

 

ということで、最後までお酒を飲んだりしていたら久々にてっぺん超えでした。nanodaの空家に今回はお泊りまでさせていただいたので、最後までいる事ができたので嬉しい限りたっぷり飲めました。感謝の気持ちで一杯、お世話になりました。

 

f:id:riki-yan:20141008135246j:plain

通勤前の大門商店街

 

静岡でそだった私には、塩尻の朝はとても寒いと感じましたが、nanodaを出て塩尻駅に向かう途中には徐々に日が昇ってきて、空気もすっきりとしていました。車が通っていないと商店街がどこまでと続くように思わせるメインストリート。まだまだこれからも面白い事をやるのだろうなぁと想像をしつつ、塩尻を後にしました。

 

さて、のんびりしていたらこんな時間。

これから今日は東京に向かいます。