ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

人を惹き付けるチカラ

土曜日がお仕事がお休みになり。日曜も急遽お休みになりました。先週はお部屋のお掃除ができなかったので、今週こそはしっかり掃除をする名目でだらだらすごそうかと思っていたのです。そうしたらタイミングよく?FBで何やらお誘いがきていたんです。よくみてみると、八月の終わりに東京で出会った方からのお誘い。「私も農作業が落ち着いたらお邪魔しますね〜」ってそういえば私は言っていたな・・・なんて思って。自然と参加ボタンを押していました。

 

お誘いを頂いたのは山田崇さんから。という事で今回は長野の塩尻へ

(以前ブログでも触れています)

 

 

最近は山梨は涼しい涼しいと連発してますけど、長野は寒かった。それも、始発で向かい、終電で帰る事となったので余計にカラダにしみました。しかし、中央線で長野へ行くのは始めてだったので、道中の車窓から見える景色が新鮮。尚かつ朝日が差し込んでいたので余計に自然がいっぱいでいいなぁとか思っていたら、いつの間にか塩尻についていました。

 

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実は塩尻はもう4、5回目くらい。とは言っても私はワインに目がなくすべてワイナリー散策。しかし今回は葡萄畑のある方面ではなく。駅でいえば反対側塩尻の商店街に用が合ったのです。それはこのイベントがあるから。

 

空き家プロジェクト nanoda - Shiojiring シオジリング

2014.9.20 sat 「旧ミミー洋装店をお掃除&草刈りなのだ!」

 

どんな事をしたのかは ↑ をみてもられば。

 

前回、東京でお話を聞いて興味は膨らんでも現実的にどのような活動をしているのかは、実際に体験してみなければわからないです。なかなか勉強会、セミナーへ出向いてみても身にならなければもったいないですし、百聞は一見にしかずということで行動あるのみ。鉄則ですよね。

 

市内、市外、県外と様々な所から集まってきたかたと共に、集中して掃除をして、休憩しながらお話をして、また集中して掃除をする。用事があるものは途中で抜けたり、入ったり。やる事はしっかりやるけれども誰一人強制される事なく動いている。そんなゆる〜い感じ。始めはどんな熱意がある方が集まってくるのだろうと思っておりましたが、熱意ではなくて好奇心、興味で集まっている印象を受けました。もしかしたらそれが活動を継続できてる理由かも知れません。だってモチベーションってやっぱり強制されていると、どんどんそがれていくものですから。私も調子に乗って庭を耕していましたからね。ぶどう畑より働いたし、きつかったですよ(笑)

 

掃除が終わった後は、空家を管理している本屋の社長さんのお話を伺う事ができました。商店街で本屋を継続している理由、困っている事など。質問をする機会もあり、どんな本を読んでいるかと聞いたのですが、その中でもデール・カーネギー「人を動かす」が出てきたのは、ちょっと嬉しかったです。名著ですから。しかもやりたいと思った事は必ず実現するとお話しされていました。話を聞いていた私を含め大学生の子達にはとても、良い経験、きっかけを与えてくれたのではないかと思います。

 

その後は、そのまま「ワインなのだ」ということで、フランスと塩尻のワインを楽しむ会に参加させていただきました。そこでは日本とフランス人の演奏、ダンスを見ながらのんびりワインを楽しめました。

 

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ニュージーランドのソーヴィニヨンブランのスパークリング。すーぱーおいしかった。

 

山田さんの隣に座る事ができたので、いくつか聞きたい事も聞く事ができました。

 

私の勝手な印象ですが・・・原動力は目の前の人を助ける事。誰でもその気持ちは存在していると思うのですが、それを率先してやる事ができる強さがあるなと。だから助けたい気持ちがあるけど動けない人も動けるし、人を助ける気持ちが顕在化してきて自然と動きたくなってくる。人を惹き付けるとか理由はなんだろうと思ったんですが、ちょっとだけその理由を知る事ができたかもしれません。

 

堅く書いてしまいましたが、なによりも一緒にいて楽しいし、面白いです。

 

今回は色々と勉強できましたし、新しい方とも交流できました。

貴重な経験と出会いに感謝、感謝ですね。