ワンダートーキョー
しばらく、葡萄の出荷の準備期間として。出荷場を新しくDIYしたり、機械の整備をしたりしています。ここ数日農作業よりは大工仕事だったのですが、ちょうど昨日は出荷場の小屋が形になったので、午前中でお仕事はおしまい。午後は急いで準備をして、東京へと。電車でとことこ出かけてきました。
今回のメインはこちらのイベント参加するため
【8月25日(火)19:00】「信州しおじりみそナイト」@しごとバー | Facebook
いつもだったら、平日の夜なんかいけないんです。東京とか。
でも、ちょうど私のお休みを知り尽くしたかのような絶妙なタイミングで誘いをいただけたのです。山田さんに。いつものことながらすごいなぁと。これも過去の経験が生きているのでしょうか。さて、今回はなんともおもしろい企画で。
信州しおじりみそナイト
「市長の味噌」のお披露目会
んんん。実際事実をそのままのネーミングしているようでが、すごい引きがあるネーミングですよね。なんだそれっ!って。あくまで私の場合ですが。一度聞いた時に色々考えました。
市長の味噌って・・・
- 市長さんが仕込んだお味噌なのか?
- 市長さんが愛用(いつも使っている)している味噌かしら?
なんてぱっとイメージしたわけです。多分他の方々も。説明を読むまでは頭のなかで想像をふくらませていたかと思います。
で。答えは・・・
塩尻の市長さんが育てた大豆を使用して作ったお味噌
(あっているかしら?)
ということでした。市長さんって大豆を栽培している時間があるの〜?とまたまた私は気になってしまいました。といつまでも気になってしまうのでこの辺りにしておきますが。それだけイベントの内容を聞いた時に「これは面白そうだな」って思ったわけなのです。
またイベントの会場がリトルトーキョーさん。
たしか前にホリエモンチャンネルで見たことがあって、気になっていた場所。今回初めて伺うことが出来ました。虎ノ門ヒルズから道路を挟んで向かい側にあって、とても不思議な魅力を放っていました。
地方で活躍されている方をゲストではなく。カウンターの内側にたってもらう形式でイベントを行っているようで、私も過去にお会いしたことのある方もカウンターに立っている時があるとのこと。また、来月に移転する事が決まっているそうなので、一度だけでも伺うことができてよかったかなぁって。
過去に他のイベントでお会いした方々とも再会出来て。とても有意義な時間を過ごす事ができました。多くの人がいたので、企画やパッケージを担当した方とお話ができなかったのが残念でしたが。これも縁あってのことだと思うので、欲張り過ぎないことですよね。
はい。ということでとても楽しかったです!!
と締めたいところなのですが。
昨日はもうね。ついてなくて、ついてなくて、ついてなくて。ここまで続きますかと言うくらいに、楽しい一日でした。
まずは山梨の駅から出発するとき、ベンチに座っていて電車が来たなぁ〜って。乗り込んで、なんか物足りないなぁと思って、車窓から外をのぞくと・・・・。ベンチに傘をかけたままおいていってしまいました。今思えば、前触れだったのかもしれませんね。
まあしかたがないか!と、気を取り直して、まずはイベントの前に狙っていたこちらの企画展に向かったのです。
もうね。うきうき気分でココロ弾ませながら。向かったのです。そうしてようやくついたぁ〜って思って、駅から歩いて六本木ヒルズの森美術館に向かいました。そう。森美術館にむかったのです。螺旋階段を登って、入り口に行くと。
「ん?ボルドー展やってないぞ」
って気づくわけです。そうしてよくよくiPhoneで調べてみると。
・・・国立西洋美術館。上野か。
間違いに気づいたわけです。人間の思い込みってすごくて。もう私の頭のなかは六本木に向かうことしかなかったのですよね。おかしいくらいに・・・
さて、気を取り直して、六本木から上野へ向かいました。もう今度は間違いないぞ。ゆっくり作品を眺めよう!って思ってチケットを購入し、音声案内を借りたとの時。
「この音声プログラムは48分あります。本日は17:30が閉館ですので。全てを聞いてまわることはできませんが、よろしいですか」
っていうんですよね。ん?今何時だろうって腕時計を見ると。
16:45
・・・。うん。ゆっくり見ることができない。
とはいえ、せっかく来たのだから。急いで回ることにしました。閉館間際だったのでお客さんが全然おらず。急ぎ足ながら満喫することが出来たので良かったです。そしてここからは、虎ノ門に向かいイベントに参加してきました。
ゆっくり見たかった・・・
その後。二次会まで行ったわけですが。終電が近かったので、友人と一緒に引き上げることにしたのです、傘は忘れているので濡れながら歩き始めたのですが。まあ私が酔っ払っているためか、駅の方向をまず間違えました。「ごめん、ごめん」と反対方向に戻り駅に入りました。そこから青山一丁目で乗り換え。改札を通ったあと、どうしてもトイレに行きたかったので急いでトイレに向かい。その後なんとか終電の一つ前の電車にのることが出来ました。
「お〜間に合った〜」って思って落ち着いたのですが。気づいてしまったのです。なんかポケットがすかすかなんですよね。軽いというか、なんというか。そうしてよくよくチェックしてみると。
・・・財布がない
ポケットもバックパックにもお財布がありませんでした。体のいろんなところを探したのです。なんかもうお酒飲んでて疲れていたし、過去にもお財布をなくしたことが多々あるので。はじめは焦ったけれど、ものの数分で「まあいっか」「しょうがないや」って気持ちに至りまして。降車駅の駅員さんにお伝えして、調べてもらって。やっぱりなかったので。
「明日また来てください」って、ことに。そのまま不安な気持ちを残したまま、駅を後にしました。友人のおうちに着いたら、万一の事を考えてクレジットカード類は全部無効にしてもらう連絡だけ入れて、眠りにつきました。
で、今日の朝。再び駅員さんに聞いてみると。
「新宿駅に届けられていますよ」
とのことで。急いで新宿駅に向かい。お財布と対面になりました。
お金とチャージするタイプのICカードがなくなっていましたが。お財布が返ってきたことはラッキーで、拾っていただいた方に感謝感謝。クレジットカードも入っていたので、昨夜に無効処理をしなくても良かったなぁ。と思いつつ私は意気地がなかったので、まあしかたがないかな〜と。もしかしたら、農家見習いだと新しくカードが発行できないかもしれないので、ちょっと心配。
そうしてお財布を受け取り、山梨への帰路の電車にのったのですが、なんか足りないんのですよね。と思っていたら。朝友人に借りていた傘を駅長室においてきてしまいました・・・ごめんなさい。
傘を忘れる事から始まり、やっぱり傘を忘れて旅は終わるっているね。
まあお金もなくなってしまいましたが。教訓というか授業料を払っただけだってことですよね。今年は冬にも小銭入れを紛失していて、なんか振り返ると年に2、3回はお財布を紛失している私。やっぱりお酒の席が多いのですけど。調子に乗っている時というか、楽しい時ほど舞い上がって、お財布をなくしちゃうみたいです。
よく子供の時に父親に
「お前はすぐに調子づくからな。ダメだぞ」
って言われていたことを思い出しました。
昔から私の特性なのでしょうね。ん〜しかしねぇ。なんとかなりませんかね。
こうした時って、素の自分が出てくる場面だと思うのです。
すごく自分を攻めたり。
人のせいにしたり。
不安・焦りからくる、どうすればいいかわからない気持ちが出てくるのが普通なのですが、やっぱり本をたくさん読んでいるおかげなのか。すぐに「ま〜いっか」ってもっていけるのは私の強みかもしれません。それが私の今の心の平穏の源かもしれません。(でもやっぱり不安だったけれど)
連絡を頂いた皆様。お気遣いありがとうございました。
そして、お騒がせいたしました。
東京にくると、不思議なことがぽんぽん起こります。いいことも悪いことも。だから面白いのでしょうけど。朝夕の通勤ラッシュにもまれて行って帰ってきた私は人混みはあまり好きではなく。やっぱり東京には住みたくないと思いました。