ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

怪我の功名。忘れ物の効用

会計を払ったあとのお財布って不思議ですよね。いつもバックの中にあるお財布がお店のカウンターの上に置いてきぼりになっているんですから。デジカメで集合写真とか撮ったりするんですけどね、とったあとにね。三脚立ちしたカメラは帰ったあとに孤独に立っているわけですよ。

 

そうそう。わかりますか?今回は後者のやつだったんです。

 

昨日お邪魔したお宅は、一昨日のお宅。前回書いたブログに載せた画像を撮影したあとにカメラを忘れてしまうわけですよ。癖なんですかねこれ・・・

今回は、お家の中に忘れたということで良かったのですけど、これから増える花見シーズン。外で何かにくくりつけて写真を撮った後にカメラを置き去りにするのだけはしないように次回から頑張りたいと思います。

 

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酔い覚ましで歩いたら夜桜が。

 

さてさて。忘れ物をしたのは普通に考えるとマイナスの要素なのですけど。それがきっかけで新しい方に出会うわけですよね。面白いものです。これも。おかけさまでまたお酒を飲む席になってしまったのは内緒なのですが。

 

某京都の有名大学に通っていらっしゃる現役の学生さんが我らが静岡に18切符でいらっしゃっておりました。当初はヒッチハイクで来るつもりだったとか。もうその時点で私からするとその時点でやりよるなこいつって感じ。自分がその歳の時にヒッチハイクで行こうとか思わなかった人間なので、それがデキる方ってどういう人なのかなぁとか思ったりして根掘り葉掘り話を聞いてしましました。

 

その中から得た気づきを一つだけ。

 

よく聞く話で。大学に行っておけばよかった。また、勉強をもっとしてくればよかったなんて話は聞いたことありませんかね。私は聞いたことがあるというよりかは、実際にその発言を過去にしたことがある側なので、現役の大学生が何を思って学んでいるのか。またどうしてその大学に入る事になったのか。その経緯は気になるわけです(おじさんの発想ですかね?)

 

いつもながら、私の主観ですけれど。有名大学に入る方って、中学、高校となんで一生懸命勉強をできたのだろう?とか思っていたのでそれを聴いてみたんです。

その彼の場合はこう言うんです

 

「まわりより自分は勉強ができるって認識した瞬間があった」と。

 

それを聞いた瞬間「あ、なるほど」って思ったんです。

 

若い時に自分の強みを見つけていたのだなぁと。

 

勉強ができるって認識があるっていうことは、勉強することに抵抗がない。周囲の人に比べて苦労しないで勉強できるってこと。勉強が得意っていうのでしょうかね。

 

私の場合中学校に入って英語の始めての単語テストで「30点」満点中、みごと「1点」をたたき出してしまって、英語に帯する苦手意識を植え付けてしまい英語が苦手になってしまった事を思い出します。

 

いやはや。なんとも羨ましいなぁって。

 

といっても、本人は謙遜してはいましたけどね。

 

って最もらしく書いてしまいましたが大学に行くのが良いか悪いかは別として、事実としては「私は大学に行かなかった人間」だったので、どうせ大学生は勉強とかしっかりしていないだろうって思ってきいてしまったわけですが、この流れからわかる通り、彼はしっかりと自分のビジョンを持った若者で私の予想をいい意味で裏切ってもらえました。

 

忘れ物しなければこういう話も聴く事もなかったんですよね。忘れ物したからこそ、こういう出会いもある。なんとも忘れ物さまさまですね。