ほどほど "農民" 絵日記

なんかいつの間に農民になっている人

登梨降静

先日、私の周りで今冬2回目の雪が降りました。この雪が降りましたというのは詳細に言えば「積もりました」ってこと。なんやかんやで数年山梨に住んでいる私ですが、雪が積もる回数は少ない気がします。あくまでも現時点では。日本海側にお住いの方々は大雪に見舞われているお話を聞くのですが。どうも実感がわきづらいところ。地球温暖化が進むと蒸発する水の量が増える分。大雨、大雪になりやすくなるという話も聞くので。なんだか確かにそうなのかもしれないなぁとも。農業に従事している方々には天候に関係してくるので、なんともいえないところでしょうか。

 

最近はお仕事も悪天候でなければ毎日畑に出向いて剪定の作業をしています。

 

「この畑の葡萄は昨年あまりよくなかったな」

「今シーズンはどんな葡萄がとれるかな」

 

なんて考えながら。延々と枝を切っていくので、このほかにも色々思考が広がっていくんです。だからと言って気持ちが飛んで変に枝を切ってしまうということはないのでご安心を。

 

過去にも同じようなことを書いている気もしますが、結局いろいろなことを考えた時に最終的にたどり着くのは「幸せについて」「死について」の部分でしょうか。

 

幸せについて

 

「どうしたら幸せになれるだろうか」って今までは考えていたのですけど。そうではなく「自分は幸せだ」と思うことが増えてきました。なんといいますか、探すことに意識がなくなってきたからとも言えるのかもしれません。いつも側で応援してくれる、大切にしたい愛するパートナーがいる。やりたいことである葡萄。農業を仕事にできているという奇跡。なんだかんだでこれまで生きてこれている。こうしてブログを書くことができている。だから私は恵まれていて、とっても幸せなんです。感謝することと幸せが繋がっているかのようにも感じます。

 

そうして幸せだと感じることができるから。もっと幸せになるにはどうしよう。パートナーをもっと幸せにするにはどうしたらいいのだろう。自分に関わる人が幸せを与えるにはどうしたらいいのだろう。って。もっともっと幸せを大きくしていくことができるんです。なんかわかった風に言えば

 

「自分のなかの幸せに気づくこと」

 

これができれば、あとはその幸せをどうやって大きくしていくか。色々方法があるのだと思うけれど。自分が幸せを感じることができれば、自分の幸せを分けるというか、与えることなんだと思うんです。なんでもそうだけれど。持っていないものは与えることができない。幸せを与えることができることは、自分のなかに幸せがあるということの裏返しになりませんか?

 

 

今、パートナーは体調を崩していて寝込んでいて。とってもとっても心配で心配でしかたなくって。ずっと気になってしまう。心配したり、心配されたりすることは実はとっても幸せなこと。想う相手がいること。繋がっているという感覚をもてていること。本当に幸せだと思います(早くよくなりますように)

 

 

死について

 

なんだか暗く思えるけれどそうではなくって。死を意識するというのは。時間を意識することだと思うのです。人は何をするにも生きていく上で必ず消費するものがあって。それはどんな人にも平等に与えられているもの「時間」だと思うのです。それはお金より大切なもの。死を意識して初めて時間の大切さに気づく。何をすべきかと考える。七つ習慣のなかでも「自分の葬儀」を思い描くということに触れています。それが目的を生むのだと。

 

 

 

そうそう。週末に私の住まいに初めて地元の友人が遊びにきました。私のおうちに来たことある人はどんな人がいるのかなぁと、指を折ってみたのですが山梨を除くと長野と東京の方くらいでして。片手で済んでしまうくらい。ん〜。私の済んでいる周辺ですと農産物といいますか。果物がおいしい季節や、お酒の新酒が出る時なんかはそれを目当てなら・・・。あとはなんだろう。そんなことを想像しながらおうちで待っていたのですが。

 

「いいところに住んでいるなぁ」

 

友人をお迎えした時にしきりに聞いた言葉。なんといいますか。私も山梨に住み始めた時は周りには自然があって。遠くには白く積もった高い山々があって。となんとも静かで良いところだなぁと感じたものですが。住んで数年経つといい意味でも悪い意味でも馴染んできてしまうのでしょうか。

 

「いいところに住んでいるなぁ」

 

と言われた時に反射的に

 

「そうかなぁ」「そんなことないよ」

 

最近は口には出して言うことは減ってきたものの、一瞬でも心に思ってしまうことが、なんだかなぁと。内側から見ているのと、外側から見ているのでは見えている景色は違うんですよね。きっと。それにしても、話の内容はいつも違うけれど、なんだかいつもと変わらず聞こえてしまう不思議な感じであっという間。少しの時間でしたが。楽しんで帰ることができたようで何より。なんとも知己と言える友人がいるのはありがたいことですね。うん。これも幸せだ。

 

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 悪友の2人

 

さてさて。明日からまた少し冷えそうです。お仕事している時の寒さは耐えられるけれど。曇りで風が強い日だと如何にもこうにもカラダが縮こまってしまってしかたありません。いつもながら立春のあとの寒さは厳しい気がしてなりません。