ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

カラダとココロの一体感

天気が良い日が続いていますね。玄関を出ると一瞬カラダがシャキッとする冷たさがあるのですが、その中にも爽やかさがあります。週末は休日だったので、久々に美術館に行こう!と思いたち、近場を調べてみるとなんとも私の趣向にあう展示会をしていたので、足を伸ばしてみました。やっぱり美術館賞って良いもので、あの静かな空間でじっと作品を眺めるだけで集中することができて、その時ばかりは日常から切り離される感覚になります。

 

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www.art-museum.pref.yamanashi.jp

 

ピエール=ジョゼフ・ルドゥーテ - Wikipedia

 

美術館を後にした帰りの車の中では、なんだか昔の記憶が蘇ってきました。山梨に来る前、地元にいる時には春、秋とバラ園やイングリッシュガーデンなどに行くことが習慣になっていて。開花時期にはカメラを片手にバラ園に向かい、バラを眺めてはのんびりお茶を飲みながらゆったり過ごすなんて事をしていました(いわゆる午後ティーってやつ)春と秋では開花しているバラも違うので、バラ園の空間を満たす香りも当然違いがあるし、毎回行くたびに感じるものが違うこともあり飽きることなく習慣となっていました。。また、学生時代に良い美術先生にあって、いっちょうまえに油絵や水彩画に手を出したのですが、その時に参考にしていた本の挿絵はこの方のものだったように思います。もし興味があれば、開期中に訪れてみるのも良いかもしれません。

 

 

 

さて、日曜には急ぎ足で地元へ車を走らせ地元へ帰りました。先週帰ったばっかりなのですが、今回はおばあちゃんの一周忌の法要のため。いろいろな都合もあって、命日の前でしたけど、それでももうすぐおばあちゃんがなくなってから、一年になるのだと思うとつい最近の事のように思えたり、いやいや、あっという間だったかもしれないと。なんだか不思議な気持ちになります。「現実味がない」というのはこういうことなのかなと、ふと思いました。

 

 

sasariki.hatenablog.com

 

 

久々にその時のブログをみても、受け入れられていない様子が見て取れます。時の流れというのはとても私に味方をしてくれたようで、そのときに感じていた無力感や後悔の念などは0ではありませんが、だいぶ小さくなって心の奥へ去っていったようです。また、習慣としている読書の中でも、ちょうど今年読んだ本の中で紹介されていた言葉がも思い出されます。

 

逆境に対してどのような「態度」をとるかである

ヴィクトール・フランクル

 

 

との言葉。起きていることに対して、どうするかは自分で選択することができるのですよね。感情をダイレクトに表に出したっていでしょうし、周囲に相談をしたっていい、一人で向き合うこともいいでしょう。その行動を自分が選択をしているということに気づけると、実はどんな状況でも自由があると認識できる事を知ります(あくまで私の主観です)

 

それができるようになると、自分のカラダとココロが一致するようになってきます。言い訳をする必要がなくなってきます。だって自分が何か行動を起こしたことにたいして、自分で選択しているので、自然に責任を持てるようになるから。「◯◯さんに言われて」「□□のせいで〜」なんて言葉はどんどん減っていきます。人に言われて、その行動を起こしているのは自分自身ですから。

 

 

なんて偉そうに書いていますけど。私もまだまだ未熟で至っていない部分も多々ありますがw

 

 

法要の後には、妹の住んでいるお宅にお邪魔して。久々にゆっくり話をしながらご飯を作ったり、ワインを一緒に楽しんできました。まあ、蛇口からお湯もでるし、オール電化で綺麗なキッチンで料理ができることがなによりの楽しみだっりするわけなのですが・・・w 周囲と比べてなのかわかりませんが、兄弟の仲は割りと良い方で。最近は回数は減ってきていますが、ご飯などを食べにいったりでかけたり普通にすることができます(普通って表現がどうかとは思いますが)

 

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家のみってとっても楽しいと思う。

 

 

ちょうどその時には、家計簿の話から転じて、メインがお金の話になったりして。将来必要なお金とか、お金を持っているということはどういうことなのかとか、収入が多ければ良いのかって話をしたりしていたわけなんですけど。結局「使い方だよね」って。欲しいものを買うといった趣味にしても、賭け事などを含めた娯楽に使おうが、使わず貯金する事も含めて、自分の価値観にあった使い方をしていれば良いよねって。納得して使うことが精神的も健康だよねなんて。

 

 

成人してからしばらくたっていることもあり、こんな話をするまでになったのかぁ。なんてしみじみ思いつつ。ゆったりくつろぐことができました。お酒も久々にだいぶ飲みましたし。リフレッシュできて、ちょっとは体重もふえたかも?しれません。

 

 

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帰り道。富士川の河川敷から

 

年の瀬もだいぶ近づいてきていますね。思い返せば、去年はだいぶ調子の良い動き方をしていたので、12月下旬からいろいろなイベントに参加したり、年をまたいで地方を回っていたことを思い出します。今年はどうしようか〜とも思いましたが、年末は実家で過ごそうと決めていたので、何することもなくお家にいようと思っています。昨年は全然おばあちゃんともゆっくり話すことができなかった事もありますし、生前に「あいつは飛び回ってなにをしているのだか」って言っていたようですし、また同じことをしていたら叱られてしまいそうですから(笑