ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

インプットくんのアウトプット

いつの間にか指の間がまっきっき、爪の間もまっきっき。止まらないですよね。私は酸味が残っているタイプの方が好きなので。今時期のものが最高のご馳走になります。気付いたら一袋くらい食べてますもんね。お腹が減ったらとりあえず。お口に運んでいるんです。いくら食べても飽きない。これも県民性?なのかわからんですけどね。この時期は好きなだけ食べているので、自然にビタミンCを摂取できるからサプリメントいらずかもしれませんね。ってね。やっぱり?みかんのお話でした。やっぱり地元で買ったほうが安いし。持ってきてよかった。

 

 

さて。本日は新しいお仕事?というか。来年用のぶどうの苗木の引き取りに付き添わせてもらいました。ぶどうって意外と病弱だったり、病気を持っている子が多いんですよ。普通に畑に埋まっている樹を使って、挿し木とかできるらしいのですけど。それだと耐性がなくて、病気に弱いんですって。だから、台木を使うんですって。台木の上に接木をするんです。台木は根っこがあるので母体になります。病気につよい台木を使えば万全というわけではありませんが、台木は病気や、寒さにつよいものが選ばれているので。接木をした子供は病気に強くなるのだそうですよ(あってるかしら?)

 

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苗木の束

 

また、新しい苗木を取りに行った後に知ったのですけど。苗木は冬に植えてしまうと枯れてしまうんですって。それは寒さと乾燥によって。だから冬の間は寒さと乾燥から苗木を守るために、なんと土の中に埋めるんです。植えるのではなく。横にして埋めちゃう。海外の氷点下10度以下とか厳寒の地域ではブドウの樹に土を被せるとか聞いたことがあったのですけど。それに似た部分があるのかしら・・・。

 

 

今回は初めて、実際に台木に接木をした苗を見ました。苗木の大きさ。根の長さ。どのような形で苗木を手配するのか。いろいろ学ぶことができました(ありがたいことです)百聞は一見に如かずと言いますが、まさにその通り。勉強してきてもそれはやっぱり頭の中での「想像」に過ぎなかったですね。本気で、本気で!ワインの勉強をした時期があったことも相まって、そこそこ知識があったのです。だから苗木を取りに行く前から。接木とか台木とかの話は知っていたんですよ。耐性の話も知っていたし、病気に強くなることも知っていたんです。勉強していたから・・・。

 

そう。頭の中では。

 

よくインプットばかりでは意味がないよって、人にも偉そうに言っているのですけどね。こういうときに結局、自分で実感することになるんです(ってこのパターンは多いのですけど)だからこそ、面白いってことなんですが。

 

やはり真面目な人ほど、勉強をたくさんしたことによる「俺(私)はちゃんとやっている」って安心感とか。「セミナー・イベントに出ていてやる気があるんだ」って錯覚しがちなんですけど。ただの自己満足になってしまうのですよね(私もそうですが)だから変な自信が出てきてしまいがちだと私は思うのです。私の場合は間違えて会社を辞めて気づいたら畑に出ていたクチなので、勉強した事を実証する場があるだけありがたいなと思うのですが。

 

そこまでしなくても定期的に勉強、学んだことはアウトプットしたほうがいいよって。つくづく思います。アウトプットまではいかなくても、その気づきを周囲の人とシェアするだけでも違うと思います。

 

とまあ、なぜか真面目な?話に切り替わっていましたねw

 

やばい!インプットばかりしちゃっている・・・。って思う人もいるかもですけど、全然それは大丈夫です。そういう人ほどアウトプットした時にインプットしている事と違うことが多いので、そこから得られる大きかったりで。アウトプット。意識してやってみたらいかがでしょうか・・・ということでどうでしょうか。

 

 

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ワイン用の品種の宝庫やね

 

なんかね。苗木屋さんでカタログもらってきたんだけど。ヴィニフェラ種とかなんでも揃うみたいで。もうね育てたくてたまらなくなってます。人気の苗木とかランキングで書いてあるので。逆にとれば周囲の人がやっていない品種を知ることができるということ。土地にあった台木も選べるということで。ワクワクが止まりませんね。頭でっかちにまたなる前に、とりあえず。数種類。買ってみようかしら