ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

捨てるところがないとはこのこと

どしゃぶりの雨の中いつもながら夕飯の買い物をするために近所のスーパーに向かいます。考えることは皆同じ。雨が降っている時はお店の入り口に近いところに車を駐車したい。例のごとく、近くには駐車できず少し離れたところから小走りで入り口に向かいます。最近はレシピをネットで検索するのではなく、安い野菜を軸に献立を作るようになりました。そうやって見ていると、なんともお安いものを発見したんです。小ぶりでぽっくりまるい根をもっているかわいいやつ。それがですね。株なんですよね。いやいや、蕪ですね。

 

少し前に地野菜を出してくれる、山梨のフォーハーツカフェなるところで、蕪のグリルを食べてからというもの。はまってしまったんです。あの時は、これから蕪が届くので御飯になりますか?って聞かれてですね。二つ返事で注文したものです。あのジューシーで、ほのかに甘みのする白い根に、オリーブオイルをかけて、塩を軽くふりかけてオーブンに入れるだけ。口に入れると蕪にたたえられている水分がジュワ〜ってお口の中に広がるんです。いやぁ〜なんとも簡単で美味しいのでしょう。知らぬ間に3個分をまるまるペロリ。ああ美味しかった・・・。ぜひぜひみなさんも蕪をお召しになったらいかがでしょうか〜。

 

って話はおしまいのところなのですけど。

 

毎回楽しみにしているのがもう一つあるんです。

そう。白い蕪の上に付いている葉っぱの部分です。

 

いつもであれば、味噌汁の具とか、お肉と一緒に炒めちゃうのですけど。たまにはちょっと変わり種をやりたいな・・・って。ふと思ってちょっとネット調べてみたら。見つけちゃったんです。ご飯のお供。手作り菜っ葉ふりかけ(正確には大根葉のレシピでしたけど)

 

  1. 刻んだ蕪の葉を塩でもんでしばらくおいたら、熱湯をかける。
  2. 水気を切ったら、ごま油で炒めて水気を飛ばす。
  3. 水気がとんだら、かつお節、醤油、みりん、砂糖を加えてさらに炒める。
  4. 仕上げにごまとおこのみで一味・七味などをふりかけて出来上がり。

 

あつあつのご飯にふりかけていただきます・・・。

 

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初めて作ったのですけど、なんとも簡単なのにご飯がすすむ。ススム。

 

ちょっと下手をしたら、白い根の部分よりおいしいかも?とか思ったり(言い過ぎですかね)

 

蕪もさることながら、大根の葉。最近のスーパーではついていないことも多いですけど、こういった普段あまり使用されない人も食べてみるといいかもしれませんよ。よく普段捨ててしまうところに栄養があるって話も聞いたりします。もったいない精神ではないですけど。食べ物は粗末にしないで、感謝しながら頂きたいものですね。

 

なんともグルメレポートみたいになってしまいましたが、かぶ!カブ!蕪!おいしいです。