ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

お腹の痛みで目覚める

昨日の話。朝起きた瞬間から体が重くて重くて。なんかおかしい。朝ごはんのときにもご飯が喉を通らなくて、ちょっと吐き気があるし、お腹も下しているし。何よりもお腹(胃のあたり)がグ〜っと鈍い痛みがあったんです。それでも何か食べなければ仕事が辛いと思って、少しだけ喉を通したのですけど、数十分もしないうちにお腹がさらに痛くなるという始末でした。

 

まあ、会社勤めだったら「お腹痛いです」ってお休みのコースなのですけど。お腹痛いのでぶどうさんちょっと待っててくださいというわけにはいかないわけで。まあ辛い辛い一日。それでも「本当にダメだったら途中で抜けて帰ろう帰ろう」って思っているうちにお昼がすぎ、いつの間にか夕方まで仕事をすることができました。家に着いても洗濯物だけは・・・洗い物だけは・・・と家事をすませ、21時前後には横になりました。

 

山梨に来てからは、体調不良でお休みしたことはないのですが。年に数回だけ、急に体調が悪くなるときがあるので、辛いのは変わらないけれど

 

「いやぁ〜久々にきた〜、ヤバいぞヤバいぞ〜これはだいぶ調子悪いぞ〜」

 

って心の中で楽しんでいる自分もいたりして。一日終わったときにはなんとも変な達成感まである始末で。人間って面白い生き物だなぁとも思うわけです(そんなの私だけかもだけど)こうして辛いときを何度か経験すると、これが変な経験となって、次に何か辛いことが起きたとき。

 

「この前のほうが辛かったから、多分今回は乗り切れるな」

 

なんて、辛さのバロメーターというか、評価基準ができてくるんですよね。私のお腹の痛みとは比べものにならないほどの(あたりまえですが)辛いことを経験されている方々はたくさんいるわけで、やっぱりそういう経験があると人って確実に強くなっているし、そんな方々には勝てないなぁと思ったりします。

 

 

 

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房つくり。これがあんな大きさの粒になるのですから。

 

そうそう。ぶどうは花がどんどん咲いているので、追いつけ追い越せでとにかく房作りの作業をしています。さすがに3年目のシーズンでハサミを動かす手はほどよく力抜けていて、「チョキチョキ」と小気味よい音に合わせて、ハサミにかけた指をせっせと動かしています。静かな場所であれば、ハサミの音が聞こえるだけで不思議な空間と化しているようで、畑の中は外と切り離された一種の別世界にも見えてきます。

 

 

 

 

さて。今日はちょっと危ない?話をします。

 

抵抗ある人は読み進めないほうがいいかもしれません。

 

 

 

皆さんは神様っていると思いますか。

運命って在ると思いますか。

人って生まれ変わると思いますか。

 

 

私はどう思っているかといえば、いないと思っていたんだけど、もしかしたらいるのかもしれないなって位置にいて、もうちょっとでいるんだなって傾きそうな場所に立っているというのが正しいかもしれません。

 

 

急になんだよお前。大丈夫か?

 

 

ってことなんですが。これは畑である本を繰り返し聞いていたから。

 

 

輪廻転生を信じると人生が変わる (角川文庫)

輪廻転生を信じると人生が変わる (角川文庫)

 

 

著者の山川紘矢さんは、有名な翻訳者で。過去に翻訳された本であればこちら

 

ザ・シークレット

ザ・シークレット

 

 

そう。引き寄せの法則って聞いてピンと来る方はわかるかもしれません。

 

kotobank.jp

 

 

本の名前にもあるように。「輪廻転生」なんて、書いてあるので、変な宗教か?とか言われそうですが・・・。(本の中では、宗教とスピリュアルは違うということにも触れています)

 

 

本の中ではとても信じられないような出来事がたくさん「これは本当かもしれないな」思った箇所がいくつかあったので。残しておきます。

 

自分は何か。

 

「自分は何をするために生まれてきたんだろう」

 

 

この類の問いが浮かんだことは皆さんはありますか?私が特別な人間でなければ、これまで生きてきた中で一度や二度はふと考えたことがある方がいるかもしれません。

 

この問いが浮かぶとき。なかなか夜寝付けないときの場合がほどんどで、いつも答えが出ません。このまま考え過ぎたら沼から足が抜けなくなるかも・・・どんどん強くなっていって「やめようやめよう」って、自制を効かせる。よし寝よう!と決めても、なかなか寝付けないので、また考えてしまう。そうして「ダメだダメだ」って自分に言い聞かせる。そんなことをやっているうちにいつの間にか夢の中・・・。

 

 

確たる成功者で「私はお金持ちになる」と知っている人はお金持ちになるそうです。私は総理大臣になると知っている人は総理大臣なります。ということも書かれています。自分を知っている人はそうなるようです。

 

過去にも皆さんがご存知のような経営者さんの自伝を何冊か読んでいるのですが、自分の運命を知る。見えない大きな手がある。宇宙と調和するということが普通に書かれていることを私は知っているので。真実を話しているかもしれないとますます感じます。

 

 

 

また似たような?ことがあります。

 

NLPの手法の中に、失敗ばかりしてしまう部下に相談されたときの対処法というのがあって、そこでは・・・

 

「なかなかうまくいかないんです」という言葉を聞いたら、それはチャンスです。それは過去にうまくいっていることがその人の中にあるからです。「どうしてうまくいかなかったってわかるの?」と聞いてあげると「ああ、この前は◯◯の場面で□□みたいなことがあって」とうまくいっていたことを本人が思い出します。

 

初めて教えてもらった時には「確かに・・・」と私は頷いたわけですが。

 

 

もう一つ。

 

 

やりたいことが見つからないという人に対して私はこうアドバイスすることがあります。

 

「小さい時、学生の時、褒められたことや、なんかうまくいってしまったことって何かないかな?」

 

「そこにヒントがあるんじゃないかな?」

 

とこう続けます。

 

 

ちょっと似ているようで、似ていないかもしれません。

 

しかし、これには近いものがあって。「自分とは何か」ということは「自分をおもいだす」ということにつながっていて「答えは自分の中にある。自分は答えを知っている」ということになるんだな。と、そんな気がしてなりません。

 

 

 

引き寄せの法則の本当の意味

 

「うわぁやったよ。これは引き寄せだよ」

「よかったね、引き寄せだね!」

 

なんて、いつかの友人との会話です。

 

ですがこれ。どうもこれは本質ではなさそうなのです。

 

引き寄せというのは、自分の得たい結果をエゴで引き寄せるという意味でないようで、目の前で起きていることは自分がすべて引き寄せたものだということを知り、それを受けいれることだというのです。だから引き寄せたい!と思ったものが、なかなか結果として得られない時。それも自分が引き寄せたものである。ということになります。(こんがらがってます)

 

ん〜。そう考えると。今の生活って不便な部分もあったり、もっとお金を稼がなくてはとか、いろいろ考えたりするけれど。とっても充実しているし、仕事も楽しいし、変な安定感もあるしと。ある意味理想型にどんどん近づいているのかもとも思えます。これも一種の捉え方次第の部分ありますが。

 

すべて自分が引き寄せたもの

 

 

妙に納得してしまうのは私だけでしょうか。

 

 

 

お腹の痛いのを和らげるのを必死で、意識はずっとハサミを持つ手と、本を聞く耳に集中していたので、やけに響いてきた。ということもあるかもしれません。われながら「こんなことを書いて大丈夫かな」って気持ちで書いているので戦々恐々なのですが。書いてしまったので仕方がありません。

 

 

前に知人と飲んでいるときにこんなやりとりがあって。

 

私「いやぁ〜、私は最近、スピリチュアルよりなんですよね〜」

友「え〜なになに、スピっているってこと?」

 

なんて、半分大丈夫かよお前!って意味で言われていたんだと思いますけど、

 

山川さんが本の中で

 

「もしかしたらそんな世界があるかもしれないな。って思うのは楽しいからです」

 

 

占いもそうですが、信じすぎず。面白がってみるというのは。とてもいい付き合い方かもしれません。

 

 

 

 

最後に

 

運命だから仕方がないんだ

 

 

というように、妥協の理由として使うのは違うと思います。とも述べられています。

 

 

・・・おっと。危ない危ない。気をつけなければ。