ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

どこの地域だとか関係ないのです

とてもよかったです。とうきょうとあきたをおうふくしながら、かつどうをされているし、こんなにひとをまきこんで、あたらしいアイデアやキャッチコピーをたくさんつくりだしていてすごい。わたしもじぶんのできることからはじめていきたいとおもいます。ほんとうにおおくのきづきがありました。このであいをむだにしないようにわたしもなにかしたいとおもいます。ありがとうございました。

 

 

 

 

正直、農作業が入っていたのですが。どうしても参加したいイベントがあったので、畑から逃げるように昨日は塩尻に向かいました。行って正解でした。はい。

 

 

1日8円からはじめる あなたの村をつくるプロジェクト 『シェアビレッジ』とは

http://www.naganocampus.net/classes/20160326045

 

 

こちらは武田さんが手がけられているもの。

 

sharevillage.jp

 

秋田の若手農家の厳選米を産地直送・通販【トラ男】

 

 

 

 

ということで、

 

 

どんなことをされているのか興味のある方はそれぞれ見ていただくとして。

 

 

今回も私のとっても偏ったフィルターを通しての気づきを残しておきます。

 

 

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お話に夢中で写真がこれしかありませんでした。 

 

 

 

 

小さいことから始める

 

秋田のために何かしたいと思ったとき。まずはネットで調べてみたそうです。秋田の集まりでイベントをしている団体を発見したそうです。で、とりあえずいってみた。

 

秋田と言ったらお米だろう。この発想。失礼な言い方をすれば誰でも思い浮かぶ発想です。私の地元の静岡でいえばお茶、みかん、最近ではここに「さわやか」が入るとか入らないとか。話がそれました。

 

なんでもない発想って、誰でもやれそうだからという理由でやらないこともしばしば。でもなんでもない発想をやって得た結果の感じ方は人それぞれなのではないのでしょうか「なんでもない発想」をやったら「なんでもなくない結果」に当たると思いますよ。

 

 

 

三上を生かしているか

 

平日は東京。週末の2日だけ秋田で活動をしているときの話。毎週活動をしているなかでの交通手段はバスだったと聞きます。東京ー秋田間のバスでの移動時間は頭のなかで考えをまとめたり、発想をする時間だったといいます。このバスでの移動時間。これも実は制限が働いているのです。バスに乗っている間は座席に座っているほかなく、しかも移動時間は道路の混雑状況によりますが、だいたい時間が決まっているのです。秋田から東京へ帰るまでにアイデアをだだそう。解決方法を考えよう。と決めるだけで、これは良い意味での負荷をかけられていたのだなぁと思いました。デットライン仕事術とか数年前に流行りましたし。

 

で。三上ってなんだよ。ってことなんですが。

 

kotobank.jp

 

馬上 馬の上にいるとき。

枕上 寝床で横になっているとき。

厠上 トイレで用をたしているとき

 

 

さすがに私のつながりのなかで移動に馬を使っている人は、周囲にはおりませんが現代で言えば車、電車、バスといった、ほぼ毎日あるであろう人間の習慣というところでしょうか。この三上のどれかは必ず毎日していること。これはスキマ時間とも言えるのかしら?この時間をうまく使えるひとは、もしやするとプラスの成果がでやすい傾向があるのかもしれませんね。

 

三上に近いもので、私の好きな著者さんの例だと

 

「アイデアが沸く瞬間はシャワーを浴びているとき、アイデアがシャワーから降ってくるんです」

 

ということを読んだことがあります。これは一種の思い込み?かもですが、シャワーを浴びればアイデアが降ってくると思っているから、降ってくるともいえるかもしれません。

 

自分がアイデアが出やすい場所。振り返って探してみるのも面白いかも。

 

なにもないからできること。遠いからこそできること

 

子供の遊びたいという欲求が溢れてくるときに、周りを見渡してもなにもなかったそうです。だからどうやって遊ぶかを考えることにつながります。一見「田舎」ってそうだよね。かわいそうだね。なんて思う部分がある反面「満たされなかった気持ち」というのは、覚えているものです。よく著名な創業者の本を読むと「貧しさがあったからここまで頑張れた」とある年代の方々はおっしゃいます。これとはまた違うのでしょうけど、恵まれていない環境というのは、クリエイティブを生むかもしれないなぁと。うらやましくも思ってしまいます。

 

うまくいくと確信をもっているから強い

 

お話をするタイミングを逃してしまい、ほんの1つだけこっそり質問をしたのです。

 

講演されているとき「◯◯すると決めたので」と説明の最初に必ずおっしゃっていました。この「◯◯すると決めた」まさにこのときの頭の中ではどこまで想像できているのかって聞いてみました。

 

「先まで全てやることが浮かんでいます」

 

とのこと。

 

そして、その浮かんでいることは「必ずうまくいくと確信している」のか「なんとなくやってみようかな」どちらですか。

 

「うまくいくと思ってますね」

 

 

正直私からすると「やっぱりな」という感じ。人間が想像できることはすべて実現する。とよく聞きますが、ここですよね。うまくいっている人と言っていない人の違いって。

 

興奮している間は行動を起こさない。

 

前のブログにも少し触れていますが、多くの刺激が一気に入ってきたとき。「すごいことを聞いてしまった」「私もこの人のようになりたい!」「何か私もやってみるぞ!」と一気に気持ちが高揚し。本人が思っている以上に興奮状態になってしまいます。このとき。行動を起こすと。まず失敗します。まちがいなく周りが見えていません。

 

武田さんが新しいプロジェクトをやるとき、多分始めは「とても良いことを思いついてしまった」という状態からスタートしているとは思いますが、その後はじっくりと時間をかけて新しいプロジェクトに取り組んでいるように感じました。この熱意の部分と、冷静に遂行する部分がうまく共存しているのもとても強みなのかなと。

 

 

動く前にしっかりと調査をする。知ってしまったら動くしかない

 

秋田をなんとかしていこう!と思って、調べれば調べるほどに自分の故郷のことを全然知らなかったことに気づいたとのことでした。何も知らないまっさらな状態からスタートすると、どんどん新しいことをに気づいてしまいます。それは良い点も悪い点も。これは調べてみないとわからないことです。

 

思うのですが、そこで気づいてしまったことは、実は調べた本人しかわかりません。人伝いで聞いた大きな問題は所詮他人事なのです。自分で調べたからこそ「これはマズイぞ!」と心から思うことができるのです。気づけているのは調べた本人。あなただけ。その問題は誰も解決してくれません。あなたしかその問題を解決することはできないのです。

 

 

 

そこであなたは動けますか。

 

 

 

喜ぶ顔が想像できること。

 

だれもがそうではありませんが、ご活躍されている方は皆似ています。「お客さんのありがとうを聞きたいから」「喜ぶ顔がみたいから」とみな似たようなことをいいます。前述したことにも重なりますが、自分が行動したらこうなるんだって想像できるから動けるのです。自分のためでも、友達のためでも、仲間のためでもないのです。周囲の目はどうしても気になりますが、本当に「この人のために動きたい」という動機があれば関係ありません。

 

 

同年代だし、農業の課題など関心ごとが多く詰め込まれていて最高でしたね。武田さんの子供から現在に至るまでの過程から話が始まったこと。私と一緒に変えていきましょうという巻きこみ方。会場が一体になってましたね。いやはや。おかげさまで思った以上にキーボードの手が進んでしまって、まとめようがないのですが(逃げです逃げ)最後に思ったのは。

 

 

究極の強さは「素直さ」なのかもしれない。 

 

 

ってところに落ち着きました。はい。

 

 

 

 

で、最後の最後に。

 

 

よく引用されることですが

 

人間が変わる方法は3つしかない。1番目は「時間配分を変える。」2番目は住む場所を変える。」3番目は「つきあう人を変える。」この3つの要素でしか人間は変わらない。最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。

大前研一さん

 

 

あっ。この3つ。武田さんが全て満たしている気がするのはわたしだけでしょうか。

 

 

冒頭の棒読みのように。すごいひとに会ってしまって、なんとなくわたしもなにかやってみようなかぁって、それだけにならないように私も 気持ちを切り替えて おっとっと。まずは行動を1つ。大事なことです。