ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

今のままではやばいがラッキー

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最近は耕運機とか乗っちゃったりして

 

秋が終わりですねって話を最近したばっかのような気がするのですが、今朝起きて葡萄畑に向う途中なんか近くの山々が白いんですよね。なんだこれって思って、近づいていくとうん、やっぱり白い。ということで雪とか降っちゃうのですね。地元の静岡とか雪降ったら大騒ぎだし。この時期に氷がはるとか考えられなかったのですけどね。なんかもう静岡の2月を体験しているようで細身の体にはだいぶ応えます。今日はちょうどお昼くらいから雨が降り出したので、午後はお休みになりました。なにやら話を聞くと近々雪の予報もあるとのこと。これはまずい!と思い。焦って車のタイヤをスタッドレスタイヤに替えてきました。今思えばスタッドレスタイヤ人生で初めてです。静岡にいたら多分つけることはなかったかもしれませんね。

 

 今日もいつもながら、畑に出て仮剪定をしていたのですけど。まあ冬時期はいつにも増して静かです。まぁ人と出会いません。毎日同じ顔ぶれ?というか、いつも朝散歩している人が数人通るくらいで、人と接することが畑仕事をしているとないなぁ。って今更ながら思うのです。一人暮らしも相まって、簡単にいえば狭い世界なんですよ。だからと言って夏もなんだかんだ忙しいし、お休みがほぼないので、葡萄とかスモモと取っ組み合いしていたら終わってしまうのですよ。いろいろな形のぶどうの房には出会えるのですけど、一緒に仕事をする人は変わりません。だからどうしても仕事だけをしていると、新しい方々に会う機会がないのですよね。

 

だからこそ、新しい人に出会いたい!ってことになれば、自ずと仕事のない時に自ら動くしかないわけですよね。それが周囲の人から見たら「行動力のある」「休みの日も勉強していてえらいね」とか言われるんです。まあ確かに学びにはいているし、参加しているイベントの名目上はそういう風に見えるのかもしれないですけど。8割くらいは遊びに行ってる感覚なんですよ(軽気持ちで参加しているわけでもないし、ふざけているわけでないですが)「今日はどんな人がくるかな」「この前出会った○○さんがいたら、この質問してみよう」なんてワクワクしながら出かけるんですよ。

 

そこで、特にスケジュールが合わないとか理由がないのに、行かなかったりするとなんか調子狂うのですよね。自分に嘘をついているからというか。好きな著者さんの幾人かも直感って大事だと言っていた気もするしなぁ・・・と。だから直感を優先で動いているみたいですよ。私。

 

こうやって、狭い世界だから〜なんて話をしていると。広い世界?というか、都市圏に住んでいるというか、 人の交流が盛んな場所にいる人たちのことを羨ましいなぁと思うことも多いのですけど「この羨ましい気持ち」って大事なのかなとも思うわけです。

 

会社勤めをしている時も、何かと東京行ったり勉強会行ったりしていたんですけど。それって心のどこかで、会社だとどうしても自分を出せないけど、外に出たら違うかもしれない!と思ったり、今思えば笑ってしまうのですけど、当時は新社会人でストレスも結構あって、それを解決するためにどうしようって思って色々本を読んで、そこからポジティブ心理学とかに出会って、セミナーに参加したりしていた・・・ってこともあったり。

 

だからね。今のままではやばい。って気持ちが原動力になっている気がするのですね。このままいくとこうなるだろうなぁって想像できてしまうから。その想像から逃げる・・・いやいや、避けるようにですね、行動するわけです。だから悪い環境にあったほうが解決しようと思える気持ちが生まれるからラッキーなのかなって。

 

いろいろな縁があって、今の土地で農民の見習いをしているわけですけど。そこから波及した出来事は大きいです。山奥にこもってずっと畑で仕事をするのだろうなぁって、静岡から出るときは想像していたのですけどね。なんででしょう。いつの間にか山梨以外の知り合いがすごく増えました。不思議ですよね(笑 人がいっぱいいるところ、出会いの多いところにいたら今より出会える人が少なかったかもしれません。なんか言ってることが矛盾しているようにも思いますけど。

 

こうやって書いてて思ったのですけど、実は昔から変わってなくて、子供の頃ってだいたい固定された仲の良い人たちと遊んだりすると私は思いますけど、違ったのですよね。自分の実家は溜まり場だったのでいろいろな人が来ていたんです。こういう表現があっているかわかりませんが。不良っぽい子、真面目な子、不思議な子、普通の子も。分け隔てなかったです。もちろん特に仲の良い子、合わない子もいたし、嫌いな子もいたと思いますけど。いわゆる派閥って感じのところには入っていなかったんです(僕の記憶が正しければ)それが今でも残っているだなぁと。

 

だからこそ群れるのが以外と苦手だったりして、一人で出かけたり放浪するのがあっているのかもしれませんね。

 

急に話は飛びますが、今の日本がダメなのは豊かになったからだ。昔は貧乏から這い上がろうって気持ちがあったから、ハングリー精神があったんだ!って時々聞きます。だから貧乏にお前もなれよ!贅沢するな!ってことは言うつもりはありませんが、満ち足りているより、何か足りないものがあったほうが。実は良かったりするのかなと。

 

ん〜・・・。今日は思考が拡散した感じになっちゃいましたね。多分、家の中が寒いからまとまらなかったのです。そういうことにしておいてください。明日はもっと寒いそうな。やいやい。