ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

山田崇という人

珍しく専門外と言いますか。以前から興味のあった内容の勉強会に参加してきました

 

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そう山田崇さんを囲んでの勉強会。

 

まあ何はともあれ、説明するより見ていただいた方が。

 


ひとりじゃ円陣組めない: Takashi Yamada at TEDxSaku - YouTube

 

ということで。

 

率直に話を聞いてみたら、情熱があって、面白くて、着飾っていなくて、わくわくさせてくれる格好の良い人でした。

 

(ここから下は私の独断と偏見も含みます。ごめんなさい)

 

地方の商店街が閑散としている話って一部の都市圏の方をのぞけばすべて人が身近に感じる事ですよね。なおさら今の30歳前後より上の年齢の方であればより、リアルに感じる事だと思います。私も小学生の時に、地元駅前のアーケード商店街のおもちゃ屋さんで玩具やゲームを並んで購入したものです。しかしいつしか行く事はなくなりました。今の世代のお子さん達は商店街で買い物をした事があるのでしょうか。私の勝手な感覚ではお祭り等の行事を除いたらほぼないのでは?と思っています。

 

なんで商店街に行かなくなったのだろう?って思う事をあげてみます。

 

  • 自分の求める店、モノがない。
  • 格好よくない
  • 話のネタにならない(商店街に買い物にいったんだよ〜とはいわないでしょう)
  • 若い人がいないイメージ
  • 活気がない
  • 周囲に住む人のコミュニティーとかしている
  • 時間をつぶせない
  • 売っている物が高そう
  • 商店街というコミュニティーが時代に合っていない
  • 駐車場でお金をとられる

中には違うよって言うのもあるかもしれませんが、あくまで素人の私の感覚です。

 

現在はコミュニティーの範囲が、ネットの発達によって自分の住んでいる周辺だけではなく世界とつながっています。買い物だってほしい物はネットで買えばいい訳ですからね。わざわざ地元で買い物をする必要がなくなってしまったのでしょうね。商店街って言葉も正直良くないのかもとか思ったります。現代の商店街は、複合施設のショッピングモール、アウトレットモールという形なのかもしれませんね。逆に市場とか言葉は何となく活気のあるイメージが私ではありますから。

 

じゃあどうしたらいいのか・・・

 

とそのヒントが今回の勉強会に合ったような気がします。

 

nandaでの事例を追ってみると面白いですよね。

 

始めはただ空き店舗に実際住んでみただけ。

朝ご飯を食べてみよう。

カレーの食べ歩き。

FMラジオ局

・・・・

 

始めの空家を借りるのはハードルが高いかもしれませんが、朝ご飯を食べるってできそうですよね。その後のカレーの食べ歩き・・・できそうです。そう、私たちでもできるという実感が大事。そして山田さんもどんどんパクってくださいといっていましたし。

 

何よりもうまいな〜と思った事は小さなステップから徐々に大きな事になっているのですよね。いきなりイベントをやるぞ〜って意気込んでやろうとしても周りの人はついて来れないですよね。そんなのできないよって。でも朝食をみんなで食べたら・・カレーの食べ歩きができたら・・・次もできそうだ。そうやって企画をする側だけでなく、周囲の参加する人の成功体験が積み重なって行って今があるのだなぁと感じました。

 

地方活性化!なんて色々雑誌等でも取り上げられておりますけど、やっぱり実際に行動を起こしている人の話を直に聞くと、現実を知ると同時に、できる事がたくさん合ったのだという可能性もたくさん知る事ができると思います。興味があれば一度訪れてみるといいかもしれません。きっと何かを得る事ができるとおもいますよ。

 

空き家プロジェクト nanoda - Shiojiring シオジリング

 

まあしかし、私も市役所の人ってどうなんだろう?お役所仕事って言うように、ある仕事をこなすだけみたいな事を思っている人間でしたけど、多くの地方自治体に勤めている方々が熱意をもって勉強をしていました。こういう方々が地方をかえていくのかもしれませんね。

 

良い出会いと、勉強をさせていただきました。

感謝感謝ですね。