ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

数年の周期でやってくるやつ

いや〜大丈夫です。元気ですよ。

 

ちょっと間が空いてしまいましたね。前回のブログを読んでもらえばわかる通り。また自由の身になってしまった訳です。始めはどうしようって思ってたんですけど。なんともまた選択の幅が広がったということで悲観よりも、希望の方に気持ちが向かってきています。

 

これまでの経緯からすると、他県の人間が現地に入って行く事の難しさをとても感じます。そりゃあ、私も実績がないからって事が一番だし、私の調査不足なんだとは思うのですけど。スタート地点にすら立てないというのは半分笑えてきちゃう感じですね。今回はそこまでしてこれがやりたいのかって再度考えるきっかけになりました。

 

「禍を転じて福となす」

 

という言葉ありますけれども悪い事ばかりではなくて。また情報を色々集めて行く事から新しい気づきとか、人のつながりが広がってきたのでこれはこれでそうなるべくしてなったのかなぁなんて最終的には感じています。

 

さて、今思えばというか。昔似たような事を私は経験していたなぁって思い出したんです。もう高校のときの話です。それは一年に一回しかない電気工事士の試験で落ちた話。放課後に毎日学校にのこって、筆記、実技、共に対策の授業、模擬試験を受講していて。それはいつも合格圏で、「いやぁ〜全然余裕で受かるでしょこれ」とか思っていた訳ですよ。で、毎回順調に対策授業をこなしていって、試験の日を迎えます。

 

筆記試験も順調にできて、実技試験も全然余裕で終わって「たいしたことないなこんな試験」って余裕をぶっこいて待って残りの時間待っていたんですよ。もう突っ伏して終了時間まで寝てようかなって机の上に寝るスペースを作っていたんです。そうして片付けていたらね、なんか小さなパーツが机のすみにぽつんと残っているんですよね。

 

「このパーツはなんだ!?」

 

恐る恐る、手に取ってみると、なんと!つけ忘れていたパーツだったんです。配線してくみ上げ終わったあとに気づいてしまった訳です。その瞬間「やばい!このままでは合格できない・・・」と頭が真っ白になるわけです。

 

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この黒いゴムのパッキンをつけわすれたんですよ。嫌な思い出。

 

そこから私は組み上がった配線を外して、もう一度くみ上げ始めます。しかしどうでしょう。配線を外して五分後。「試験はこれまでです!」って試験官が言う訳なんですよね。配線を外してくみ上げたのですが間に合わず。未完成のまま実技試験が終わってしまいました。

 

 

そこからは記憶が曖昧なのですけど。一緒に試験会場にきたクラスメイトより先に試験会場をでて、一人で家まで小走りに帰った事を覚えています。(いやぁ私も若かったですね)あとあと、学校で先生に「どうだった?」っていうことで報告したんです「○○の小さいパーツをつけ忘れてしまって、急いでくみ上げたのですけど間に合いませんでした」って。

 

で、先生から一言

 

「おまえそのパーツ、ついてなくても合格できたぞ」

 

って。

 

 

・・・。

 

・・・。

 

 

あの忘れてしまった小さいパーツ。別についていなくても、減点されるだけで合格できたとの事だったんです。まあ、その話を聞いた瞬間になんか沈んでいた気持ちもどこかへいってしまって。まあ、来年また受ければいいやって思った訳なんです。

 

もちろん、来年の試験はほぼパーフェクトで試験は通りました。めちゃくちゃ慎重に実技試験に望んで、見直しも4、5回くらいしちゃいましたけど(笑)

 

 

まあ、そんなこんなで。周期的に私にお灸をすえる為にこういう事も起こっているような感じですのでね。このパターンからすると、次は良い事が起こりそうです。慢心をもう一度減らして、良い事を受け入れる準備ができればと思っております。