ほどほど "農民" 絵日記

なんかいつの間に農民になっている人

週末ぽてわいん

葡萄畑は芽傷処理が一通りすみました。私の地域は山梨の中では生育が平地に比べて2、3週間遅いのですが、じわりじわりと葡萄の水揚げが始まってきています。暖かい陽気とともに、葡萄だけでなく、草や木、山全体が目覚め始めているようです。畑で仕事をしていると、目、耳、鼻だけでなく、五感すべてで季節の訪れを感じることができます。そうして私の身体も目覚めていく。

 

 

先週末は三連休だったようで。皆さんはお休みをいかがお過ごしだったのでしょうか。全国的にも天気は良く行楽日和と、お出かけされた方も多かったのでは。私は日曜からお休みでしたが、大きく分けてじゃがいもの植え付け。ワイナリーへのアテンドと駆け回っておりました。

 

 

 

ささぽてのはなし

  

時々話題にあげていたジャガイモを日曜日に植えきることができました。アンデスメークイン、男爵、キタアカリ、インカのひとみ。総勢6kgのジャガイモを植えました。2週間くらいかけて土作り、耕起、畝づくりとやってきて、最後は種芋を配置して土を被せていく。畝を1本立てるだけでも1時間くらいかかるし。種芋を配置して両側に肥料を配置して・・・とそうしていたらあっという間に作業時間は24時間は上回ってしまう感じ。雨の日は除いて、週に5日くらいで、平日は仕事終わりに2時間くらい。週末に4〜6時間くらいと考えたら・・・、おお。良く自分でもやったなぁと。

 

 

とにかく毎日鍬を振るっていたので、毎日が腕がパンパンでした。鍬を振るっている時にはうわぁ、腕がきついなぁ・・・となると、休憩して周囲の山々を眺める。少し腕が休まったらまた鍬を振るうと。今日は結構はかどったなぁと、帰り際に畑を見渡すと、以外と進んでいないのですよね。う〜ん。今日はがんばったのだけどなって。そんな時とこう思ったりもします。

 

「なんで仕事終わりに、こんなたいへんな作業をしてるのかなぁ」

「ここまで広い畑じゃなくてよかったかなぁ」

 

なんてことがふと頭をよぎることがあるのですが、始めた時はアンデスメークインを2kgだけ買ったのですけど。もともとかりている畑に植えると夏野菜が植えれないので、どうしようかなぁと思っていたら、あてがあったので話を聞いてみたらスムーズに話が進んで畑を借りることとなり。意外と広かったので、じゃあ他のじゃがいも植えようかなってなったのです。

 

 

だってね。ホームセンターにたくさんの種類の種芋が売っているのですから。たくさん並んでいると全部植えたくなってくる。欲がどんどん湧いてくる。こうして私の心は種芋売り場に囚われていたようで。追加で残りの4kgを買ってしまったわけです。なんとも単純なお話です。週末はパートナーにも手伝ってもらったので、なんともスムーズ。単純に作業が分担でできるのもそうだけれど。「疲れたね〜」って言えるだけでどれだけ楽で、どれだけ捗るか。

 

 

遠くへと観光しに行ったりするのももちろん楽しいし充実するけれども。畑仕事していても楽しさは変わらないし、充実できている。普段忙しいから、頑張っているからとかいうご褒美とか、息抜きとか。そういった理由では日常と非日常の境目がはっきり分けてしまっているかのよう。毎日楽しいが苦しいより勝っているのもいいと思うんです。日常をどれだけ楽しめるかで全然生き方が変わってくるよなぁと。こんなことをいうとポジティブに考えれないとかいわれそうだけれどw

 

 

ワイナリーをぷらぷらぷらり

 

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シャトーメルシャンにて。

 

私は行く先々に山梨のワインを持っていくことが定例なのですけど。飲んでもらった後に興味を持ってもらったり、ワインが好きな人には。こんど山梨来る機会に声をかけてくれればアテンドしますよ〜と。お酒を飲んでもらって、自分の一緒に飲んでいて、嬉しくなっていつも言っているのですが。今回は例に漏れず。塩尻で何度かご一緒されていただいた写真家さんをつれ回させてもらいました。

  

 

www.lumiere.jp

 

www.rubaiyat.jp

 

www.chateaumercian.com

 

GRACE WINE

 

www.kurambon.com

 

案内する時は当然私がすーぱーはんどるきーぱー。山梨のワイナリー間は歩いて回るとなると、なかなか距離があるのでやっぱり移動手段は考え所。景観を楽しみながら歩いて回るのも楽しいですが、試飲を重ねていくとどんどん歩くのが億劫になっていく方が多いと思うので。ムムムッって感じ。ツーリズムの時にはバスが出るのでいいのですけど。やっぱり人がたくさんいるので、のんびりとは見て回れないと。そうすると専用の観光タクシーかしら。

 

 

 

ずっと見守っていたのですが、試飲の量で25杯くらい飲んでいたので。途中で心配になってしまいましたが。その甲斐もあって?何本か気に入ったワインもお持ち帰りいただいたので、なんともこれもまた嬉しい。こうやって案内をして少しでも楽しんでもらえただけで、幸せな気持ちになりますから。

 

 

味の傾向から。品種やら、醸造方法だったりと好みの傾向が人それぞれ違って面白い。自分が注目していなかったものを発見できたりと視点が広がりますから。またそこから、今度来てくれた人にはどうしたら楽しんでもらえるだろうか・・・とか。また知見を深めたり、研究しようという気持ちになるからいい循環に入っているかのよう。

 

 

こうしてみると、自分は「人のために〜」「自分のためである」という面が強いのだなぁとつくづく。自分が一番気持ち良いし、幸せな気分になるのですから。だから過去を振り返ると、あの時周囲の人のためになったなぁと思ったことであっても。実は自分の私心の方が強かったなぁと省みることもあるわけで。

 

人のため ≧ 自分のため

 

みたいに。自分の私心が抜けきる姿を想像できませんから修行がまだまだ足りないようです。

 

 

とまあ、なんとも久々に色々な話をお酒を飲みながら聞くことができたので。とても楽しい時間を過ごすことができました。なにより訪ねてもらったのが嬉しかった。ちょっと私も夜は連日お酒を飲んでいたので。また日常の摂生に戻って、いつかの週末に備えて体を養生したいと思います。