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ほどほど "農民" 絵日記

なんかいつの間に農民になっている人

吹いてきた風

春めいてきましたね。氷点下になる日があるかないかくらいまできているので。今はぶどうの芽に促進剤をまいて、冬の眠りから覚めてくださいよ〜と綺麗に休眠打破するように作業をしています。しか〜し。今日はなんとも風が強かった。何度もなんども自分の顔に液がふりかかってくるので、メガネが霧吹きで吹かれたかのように、ずっと視界不良でした。

 

 

そんな中急に吹いた突風に、アニメのように帽子が風に飛ばされて、農業用水路にぽっちゃりして、数メートル流されたところで急いで足を突っ込んで、帽子を引っ掛けて拾うことができて一安心。長靴はこんなとき助かります。なんとか帽子が戻らない旅に出るのを止めることができました。ということで、もしかしたら、春一番なんじゃなないのかってくらい風が強かったです。はい。

 

 

今日は仕事から帰ると、新しく開いた口座のキャッシュカードが届いておりました。しばらく離れていたのですが、ほんの少し、余裕ができてきたので投資の方も再開しようかなぁとか思ったり。そんなこんなので投信のラインナップとかみているけれど。私が始めた頃に比べるとだいぶ投資もしやすくなっているし、昔では考えられなかった少額で積み立てができたりと。なんとも便利な世の中だなあと感じます。四月に入れば仕事も徐々に忙しくなってくるので、その前の空いている時間でなければできないことはいまのうちにですね。

 

 

荷物のつながりではないですが。ヤマト運輸さんの話題が所々があがっていますよね。送料無料が当然だった流れの中で、急に吹いた風のよう。私は好きで、小倉さんお本をいくつか読ませてもらっているので。なんとも前に本に書いてあった事象とちょっと似ているかもなぁと思ったり。過去にこういったことも克服してきているのだから、今回もきっと乗り越えていくんだろうなぁとも思っています。

 

 

私もネットで買い物をすることは日常でよくあるので、運送会社さんの不在票が挟まっていることが普通にあるのですが、仕事終わりとなると17〜18時くらいに連絡をして。

 

「この電話以降は家におりますので、そちらの配送の都合に合わせてで結構ですから」

 

荷物の受け取り時に

 

「お手数をおかけしました。ありがとうございます。」

 

 

そうして後ろ姿を見送るのが精一杯な感じです。今の人々の生活スタイルにあった形であれば、昼間は家に人がいないのが当たり前のようになっているので、やっぱり夜に配送をお願いしたいとも思うし。「昼間の配送をやめて、夜に配送すればいい」なんてことも言っている人がいるわけですけど。あなたの都合、あなたの生活に合わせてあげる利便性の対価も考えなくてはとも思います。ただ飯はないともいいますし。

 

www.nikkei.com

 

 

数年前の「フリー」から始まって、「シェア」などのワードは今や当たり前となって、私たちの生活に馴染んでいます。いつのまにか、便利で当たり前になって、何も考えることなくその恩恵を享受している。そんな生活を送っている側には見えない世界がどんどん増えているかのようです。どんなことだってそうで、何か問題が起こった時には関心がそちらへと向いていくけれど。結局一時的な物なんですよね。みんな楽な方に流れていく。実家や友人のおうちでシャワー浴びるだけで、ありがたみを感じる私の環境は、いいことなのかもしれません。

 

 

 

農産物に関わっているので、食に関してだけでも。農薬は体に悪い。化学肥料はよくないとか色々いうけれども。そんなことをいっていたらスーパーに売っている綺麗な野菜をあの価格で買うことなんてできないわけですし。今度は野菜が高いだなんだって言ったって、それなら自分で作ればいいわけです。野菜だって種から植えて、栽培の管理もしっかりして、手間と時間をかけているわけですから。そのリスクなどを全て折ってくれているのが農家さんだと考えたら。もっともっと対価を払ってあげてもいいんじゃないかなぁとも。端くれ当事者ですが、そう思う部分もあるわけです。

 

 

もうしばらくたちますけど、前職で食品会社に勤めていたとき。食品の表示で消費者が分かりつらい。栄養素を知りたい。原料がどこから来ているのかを知りたいという。食品会社であれば、法律にのっとって、それを守りながら製造、販売をしているわけですが、そんなことを言っても、原料の原産国が書いていない。なんでこの添加物を使っているんですか。なんで◯◯の栄養表示が書いていないんですか。ってことも。

 

 

こういったときに、どれだけ自分たちが便利な世の中にいるか考えてみるのも面白いかもしれません。別に大きなことをではなくて、日常生活から見渡してみる。

 

 

スーパーに行けばなんでも揃います。

 

 

スーパーにいくと、入ってすぐに綺麗な野菜がたくさん並んでいます。ほとんどの物は土がついていません。大きな野菜はカットされています。旬に関わらず食べれる野菜も多くあります。しばらく歩いていくとお魚が並んでいます。どこかの港で水揚げされた魚が数時間後にはもう並んでいます。私は綺麗に魚をおろすことができませんが、すでに三枚に下ろされたお魚があります。お刺身があります。精肉コーナーには様々な部位のお肉が綺麗にスライスされて並んでいます。自分が食べられる分だけ買うことができます。

 

 

これも多くの人の手を介して、自分の元にやってきているんですよね。自分じゃない人がやってくれるんです。やりたいこと以外ことは他の人がやってくれてると思うと。頭がただただ下がります。だからみんなとっても自由な生き方ができる。私が今こうしてブログを書いている時間もあるわけですし。食べ物を自分で作ったり狩りに行ったりしなくはならなかったら、もうこの時間は明日のために寝ているはずです。きっと。

 

 

 

最近は、なんでもかんでも責任がない分、なにかの出来事やら問題やら出てきた時に。ネット上では、建設的な意見が書かれているように見えているだけで、こうしろああしろって意見が幅を占めていて、結局何も変わらない。そんなことをする前に、できることは

 

「自らを省みる」こと

 

振り返るきっかけにして。自分のできることをする。少し気を使うだけでもなんでも。そうした小さな変化が増えていくことできっと未来が良くなっていくと。よくしていけるとそう思いたいものです。

 

 

先週末に野菜の種を植えました。

 

アンデス(じゃがいも)

小松菜

春菊

小蕪

 

こうして種を蒔くときには、気持ちがとってもワクワクします。種を蒔くと必ず収穫できるという想像をしていて、頭の中ではどうやって料理をしようか、食べようかとかもう頭の中は思考が行ったり来たり。こうしている時間がとっても幸せなのかもしれません。こうして種を植えても収穫できないこともありますが、それは寂しく、悲しいけれど、次は何を植えようかなと次へと想像が進んでいます。

 

 種を植えているとき軽トラのおじいちゃんが話しかけてきました。

 

「にいちゃん何作ってるの〜?」「野菜は作るより買う方が安いぞ〜」

 

って。そのあとに。東京からきたにいちゃんが農家をやり始めた。あそこは儲かっている。手広く桃をやっているぞ〜って色々とお話したあとに。

 

「みんな作るのが楽しいから、やめれんだろなぁ」

 

と言って、風のように去っていきました。

 

そう。作るのは楽しい。やめられんよおじいちゃん。

 

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お水はたっぷり。