ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

トーキョー人ごみアレルギー

ザー、ザー、ザザザザァ〜。って何やら朝から不審な物音がするなぁと思って、カーテンをあけて外を見下ろしてみると、夜中に雪が降ったらしく積もっている。なんだか最近は天気予報で曇りって出ていると怪しいのです。私の記憶が正しければ、曇り予報だと半分くらいの確率で降っているんです。そんな日は、前日の夕方に洗濯をして干していた洗濯物がしっとりと濡れていて残念な気持ちになることが多いです。

 

 

ここしばらくは、休日にあまりでかけていません。というか休みになる日は天候が悪い事が多いということもあり、なんだか「どっかへ行こう!」ってモチベーションにもならないというか、なんというか。そうなると必然的にお家で過ごすことなるわけです。大半は本を読んでいる感じで、合間合間になんとなくベランダから外を眺めて物思いにふけったり、調子に乗って珈琲豆をゴリゴリと挽きながらいい香りだよなぁとか。そんなことをしていると自然と一日が終わってしまうというそんな休みの過ごし方をしています。

 

 

さて、昨日のお話。久々に東京に行ってきたのですよ。それも団体バスで。ありがたいことに山梨にある、6次産業化サポートセンターさんが企画いただきまして。参加させてもらいました。

 

スーパーマーケット・トレードショー Supermarket Trade Show

 

 

主な目的はこの中にある「こだわり食品フェア」このイベントはバイヤーさん向けということなので、これをどう売ろうかって視点は抜けているのが正直なところですが。私の独断と偏見の目線で思ったことを書いておきます。

 

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めっさ人いたよ。

 

 

北は北海道から、南は沖縄まで。なんとなく聞いたことがある。もらったことがある。そんな特産品、お土産のブースが所狭しと並んでおりました。色々と試食も充実している。といいますか、試食を配る方々がとっても多くて多くて。私もたくさんいただいたのですけど。どれもおいしいし、いやぁ工夫されてるなぁと思いました。またデザイン的にも優れているものが多くて。一昔前の特産品って言いますと素朴と言いますか、見たままに特産品だ!って印象だったのですがが時代は変わるものです。

 

 

 

このブースの中で記憶に残ったものはなんですか?と聞かれると答えに困ってしまいます。多くの特産品が並んでいるから目移りしてしまうし、「これは○○県の□□という地域で取れたものを使用しています」というだけでは手に取らないですし。アピールとしては弱いよなぁと。だってどこの地域でも自分の地域のものは良いっていうんですもん。悪いとは言わないというか、そう思っては売らないですし。

 

 

誰でもこだわりの商品を作れる時代になった。という見方もできるのかもしれません。

 

  • ネットで簡単に自分の店を作るサービスを使えば、簡単にネット上で販売できる
  • オンデマンド印刷が出来てから、簡単なラベルやパッケージに印刷できる
  • デザインですらネットで低価格で簡単に発注できる

 

できるできるとできる尽くしです。ある一定の商品レベルまでは、簡単に到達できてしまいそうです。

 

しかし、その並んでいる商品を買うであろう消費者のレベルが同じ速度では上がっていないよなぁとも思うわけで。

 

 

 

どう商品を売るかが重要なんですよ!!

 

 

 

と、きそうですが、私ではレベルが低すぎるので、その話は出来そうにないので勘弁してください。

 

 

 

でも一つだけ。私がものを買いたい、そして薦めたいって思う時。それはどんな時かなって想像してみると。ある共通点があるのかもと。「これおいしいから食べてみてよ」って言われて食べたらおいしい → 美味しいという確証があるから人に勧めやすいし、本心からそう思っているから勧め方にも熱がこもってます。「○○さんが買ってきてくれたのを食べたらおいしくて」とか言っちゃったりして。それも一つのストーリーが付加されているので、印象もより強そうです。

 

 

 

書いていたらこれって「口コミ」だよなぁと途中で気づきましたが。やっぱり誰が紹介しているかって重要だったり。そこにプラスの価値が生まれる気がします。外食する時にも、美味しい店を知っていそうな人に聞くし。私でいえば、ワインとかになるんでしょうけど。ワイナリーで説明をきいたり、雑誌で掲載されていたエピソードを知っていると、人に勧めやすいものです。ある程度合わせる料理とかも大まかにわかりますから。そして何よりも自分が体験しているからある種の安心感というか「本当に美味しいよ」っていえるのは大きいですよね。

 

 

 

つれづれ書いてみましたけど。農民になってから「消費活動」を全然していないものですから「私の消費者目線」はニッチな低所得層で肌感覚では流行とかもよくわからない位置にいるので、参考にならないような気がしてなりません。

 

 

最後にむらおこし特産品なるブースがあったので。ちょっとリンクだけ載せておきます。

 

 

 

prtimes.jp

 

 

 

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なんども会場から逃げて外の空気を。

 

 

 

さて、今回久々にバスで行ったからなのか、会場で人ごみにもまれたせいなのか。どうも風邪っぽいのですよね。あんなに人がたくさんいるところではやっぱり空気が悪いし。タバコ吸う人が多かったからなのか。エスカレーターに乗るたびにタバコの嫌な臭いに挟まれている気がして気持ち悪くて。山にいるからなのか、やたら敏感になってしまったのか。ますます都会というか。人がたくさんいるところは苦手になってしまいました。