ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

感謝をすることができる人に

いつのまにか今年も残り僅かとなりました。今月の早いタイミングから仕事納めとなり、ゆったりとしたお休みとなりましたが、実家の家族にプラスして、妹夫婦も実家へ集合して、団らんの日々を送っています。ちょうど1年前、28日くらいから関西方面にむかい、山陰地方にまで繰り出したわけですが。つい最近のことのように思い返されます。

 

山梨に移住してから一年半。仕事にたいしても余裕が生まれ、更に楽しく仕事ができるようになりました。ありがたいことに多くの出会いにも恵まれて、ますます自分の枠を広げることができたように思います。とても心身ともに充実した一年でもありました。これも私に関わってくれたすべての方々のおかげだと思っています。本当にありがとうございました。

 

 

振り返りすぎると年をまたいでしまいそうで。またお酒が入っているので。

ひとつだけ残しておきます。

 

 

おばあちゃんが亡くなったことはとても大きなターニングポイントになったように思います。自分の選択で、好きなこと・やりたいことやること。それが幸せな生き方でもあり、自分の責任で生きることだと思って生活をしてきました。だから迷いも全然おきることがなくて。とっても充実した毎日だったのです。しかし祖母がなくなった後からはすべてが変わってしまいました。そこには自分のことしか考えていない自分がいて、関わってくれる人が介在していなかったのです。

 

 

そこからは一気に価値観が変わってしまいました。好きなことをやっているのに全然満足できない自分がいるんです。どうしたら自分が満足できるのかとしばらく考えていくと見えてきたのは、自分がどう周囲に必要とされて。周囲のどう貢献すること事ができるのか、そしてどれだけ自分が周囲の人間に生かされているか。そう思い始めると自然と「感謝をして生きる」ことの大切さを痛感することとなりました。

 

 

来年は「感謝をすること」それがひとつのテーマになりそうです。感謝をすることができると、周囲を見る目が変わります。自分がどれだけ恵まれているかを感じることができます。周囲との競争がなくなります。比べる必要がなくなります。そしてそれが新たな感謝を生み、結果的には貢献につながっていくのかなと。

 

 

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さて、静岡に帰ってきてからは専門学校の同級生でデザイナーやCGクリエイターとして活躍している友人、静岡にいた時に私に大きな影響を与えたワインつながりの友人とも久々にお酒を傾けながら語ることができて懐かしくもあり、また自分の原点に振り返ることもできました。とても素直に楽しかったです。ありがとう。

 

 

今年一年も健康に生きられたことを感謝しながら。また来年も不思議な縁に引っ張られそうな。そんなわくわくした気持ちを抱えながら。今夜はひっそりと眠りにつきたいと思います。

 

みなさんも良いお年を。