ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

あの時の縁がこんなところにも

紅葉も終盤ですね。赤く染まった山々が遠くに見えたかと思えば、どこまでも続くような並木通りのイチョウに見せられたりします。「好きな季節はいつですか?」と聞かれるたびに、ぽかぽかを感じることはできる「春」かなぁ私は。と思っていた私も歳を重ねたこともあってか「秋」の魅力にようやく気がつき始めています。そもそも私は秋生まれなので、しっくり来るようになっているのでしょうか。

 

さてさて週末のお話。

 

【11月14日(土)18時】「今月は3回やります! ゲストと11月のお誕生日会なのだ!(① 島根編)」 | Facebook

 

週末は塩尻にいます。

 

ってワードがしっくり来るような感じに思えるくらい。出向いておりますね。最近はペースも早いので、月2回ペースで出かけているような気がしますね。

 

今回はなぜ参加したかといえば、イベント名にある「ゲスト」の三文字。不思議な縁なのか、年末年始の丹波でのイベントでご一緒させていただいて、お話をさせていただいていたのです。その時も偉そうに饒舌で多分語っていたのを思い出してしまうわけなのですが・・・w 初めにお話をさせていただいた時には、どんな方なのか、何をしている人なのかもお聞きするタイミングがなかったのです(もし聞いていたら、お酒のせいにさせてほしい)

 

sasariki.hatenablog.com

 

 

てっきり私は丹波で出会ったので、土地にゆかりのある方だと思っていたのです。そうして、気づいてしまうんですよね。「あれ?なんで島根からのゲストなのよ」って。突っ込みどころもの満載だったので、やっぱり根掘り葉掘りいろいろと聞かせてもらいました。聞けば聞くほど、面白い道を歩いているなぁと思ったり。実はすごい能力を持っているんじゃないかって気づいてしまったりと。とても興味深く聞くことができました。また年齢も近いこともあって、どんな風にいま生きているのかって事も私なりに感じさせてもらえたので、気付きと同時にいろいろと考えるきっかけをもらうことができました。どんなことを話をしたのかはご想像にお任せするということなんですが。

 

 

私なりに感じたことはやっぱり「縁」についてなんですよね。話を聞いていくと、様々な場所での何かしらの縁をたどっているようにも見えたんです。「縁」って聞くと皆はどう思うはわかりませんけど、意外と自分の今までを振り返っていると色々な「縁」を実はたどっていたりするものです。

 

よい縁、悪い縁ってものがあったり中には不思議な縁ってものも。その縁と縁を線で繋いでいくと、良い縁がきっかけで、悪いことが起きたり。悪い縁がきっかけで良い縁に導かれたりと。そんな事に気づくかもしれません。また、それらを俯瞰してみたら、今度はいろいろな縁の上に自分が立っていることに気づけるかもしれません。そして大切にした縁というものからは多くのものを得ているかも。そうして、縁をつなぐ線は、次の縁に向かって続いていきます。

 

今回はどうでしょうか。前回一度ご一緒しているわけですが。今回もう一度ご一緒できたというところには縁があったのだと。私は思います。そうすると私は不思議とその「縁」の意味を探るんです。「今回こうして縁があったのは何か意味があるかもしれない」って。それが自分の振り返りにもなり、戒めになったりとつなげていくことができます。そうやって私は縁を拾っているかのよう。

 

 

 

 

と、それっぽいことを書いていますが。今回は新しい所にもでかけたこともあり、とにかく楽しい時間。日曜日には木曽方面に案内をしてもらい、奈良井宿を巡り歩くことができました。以外にも塩尻に訪れる回数は多かったのに、名所。初めて訪れました。禅寺を回ってみたり、おもしろい食べ方をする投汁そばを満喫して、ゆったりテラスでコーヒーをいただいたりと本当にお客様気分で「休日」って感じでした。

 

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練り歩きます。

 

 

www.naraijuku.com

 

宿場町と聞くと、過去に他の宿場に行ったことを思い出されますが、やはり案内をしてもらいながらまわるというのは全然楽しみが違いますね。ただただ通りすぎてしまうような建物でも「ここは一番古くて」って聞けば「あの松の木は通りからみえるように・・・」と、街の成り立ち、歴史背景。色々なことを五感で感じる事ができますし、当時賑わっていた宿場の様子に思いを馳せたりすることができるんです。そういう時にはいつも考え事でいっぱいの私の頭も、その時ばかりはすべてを感じるモードに移行できるようです。それがまた心の安らぎにも繋がるようですね。そしてなんとも懐かしい気持ちになります(時代小説が好きだからかも)

 

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コーヒータイム

 

 

 

と、ここまで書いてきたわけですが。本当は前日の夜中前にある方から電話があって「明日来れないかなぁ」と気分よさげに酔っ払いながらお誘いがあったから。もっと早く連絡くれればいいのに。といつも思いつつも、すっかり行く選択をしているの私。そうさせてしまうのは才能なのでしょうね。いつも感謝しています。

 

 

 

・・・・

 

 

中山道って「なかせんどう」って読むのですね。庶民の私は東海道しかしらず「なかやまどう」とでも読むのだとばかり。今回の一番の学びかもしれません。