ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

大晦日の縁をたどって

 

そうそう。しばらく旅に出ていたんです。先週の土曜日を皮切りに予告通り関西・近畿方面に顔を出しておりました。はじめはとってもワクワク気分で。今回はどんな人に出会えるのだろう。どんな話ができるのだろう。どんな新しい発見ができるのだろう。そんな気持ちを秘めながら。

 

なんてね。それっぽく書いていますけど。私は単に会いたい人に会いに行っただけ。そこには他の理由なんてないんですよね。会って話をしたいから。ただそれだけ。

 

今回お出かけしたのは2拠点

 

兵庫・丹波

大阪・高槻

 

長くなりそうなので、まずは前半のお話だけ。

 

丹波

 

正直、縁もゆかりもない土地。丹波の黒豆をかろうじて知っているだけ。兵庫県で訪れたことがあるのは今まで一度だけ。それは神戸のワイナリーを尋ねただけ。でも一つだけ縁でつながったのが、長野・塩尻で開かれた去年のハロウィンのイベントの時に丹波から来ていたキーパーソンの1人がその縁をつないで頂きました。とはいいつつも、そのイベントの時にはあまりお話をさせていただく機会がありませんでした(質問はいっぱいしたけれど)

 

sasariki.hatenablog.com

 

 

でもね、なんかそうやって少しだけでもやりとりをさせて頂いた中で、単純の興味がわいてしまって。後から知ったのですが、ハロウィンのイベントにはそれぞれの地域で活躍されている方たちが集結していたそうで。それはそれはすごいと思えることや、面白いことをやっている人なのは間違いないのだけれど。私は全然内容を知らずにお邪魔していたんですよ。これも遊びに行っただけ。

 

その後、本当にたまたま大晦日に丹波でイベントがあるということを知って、ちょうど兵庫の友人も訪ねたいなぁと思っていて、連絡をとってみたら日程がうまくつながりって。トントン拍子に伺うことになったのです。

 

sasariki.hatenablog.com

 

 

f:id:riki-yan:20150817234751j:plain

丹波の田園風景

 

とまあ、そんなこんなで。大晦日は丹波に伺ったのですが。ゆっくりと散策することができませんでした。ですので今回はゆっくりとアテンドしてもらって、おすすめスポット。散策させて頂きました。

 

 

 

人々が集うイベントを見ることができたり、美味しいおそばも、お茶するところもあったり。大きな道の駅にも様々なおみやげや地産品がおいてありました。こう書くと、私達の地域もそういうスポットはあるんだよって思うかもしれません。もちろん私もそう思います。でも、何が違うんだろうって思ったのはやっぱり人のつながりの部分でしょうか。

 

「あのお蕎麦屋さんの店主は年を召されているのに、とても行動力があって」

「このイベントは◯◯さんが数年前に始めたんです」

 

なんて事をお話いただいたりしていて。また、食べ物でも場所でもこれがおすすめなんです!はっきり言えることってなによりも強みだと思うのです。自分たちが住んでいる土地の価値を知っているというか。そこには皆が皆を認めあっているというか、どこらかしらでつながっているのです。私もすべての方と会ったわけではなく一部の方を見て感じただけというだけですが。

 

 

f:id:riki-yan:20150817234835j:plain

喋ってばかりでごめんなさい。

 

 

人のつながりの部分のなにがいいかって、ココロの安定感につながることでもあると思うのです。どこらかしらで誰かが見てくれているということ。それは、何か困った事があった時に助けてもらえることかもしれませんし、新しいことをやろう!としたときにも、誰かが見てくれて応援してくれているかもしれない。そんな確信につながって、それが心理的なハードル、壁を低くしてくれる。だから続々と新しい試みがどんどん生まれてくるかもしれません。なんてね。

 

また、丹波には2日滞在したのですが、2日目は前述した大晦日のイベントでお邪魔したma-noさん。お忙しい中ゆったりとお話をするお時間をいただきました。

 

cafe-ma-no.com

 

 

 

実は初めておじゃました時に、同い年だということが判明して。勝手に親近感を覚えてた事を覚えています。あれから半年ちょっと。なんとなく口に出していた「また今度伺います」ということも、なんとか約束を果たすことができました。相手に何か送ることができたかはわかりませんが。ゆったりと温泉につかったり、ワインを酌み交わす中でお互いに気づきを得ることができたのであれば嬉しいなぁと思います。

 

その場ではなんとも嬉しい事に、いつも質問ばかりしている私も。色々と問い詰められたいやいや、質問をして頂いて、なんだか話をしているうちに自分でも気づかない潜在意識の片鱗が出ていたように思えます。私はなかなか自分の事を周囲に話すことがすくないらしく。こういった機会ってとっても貴重だったりします。私も人にアドバイスをする時とかって「こうしたほうがいいよ」って言うのではなく「どうしたいんですか」って聞くことが多くなりました。やっぱり答えは周囲にあるのではなく、自分の中にあるのですから。どれだけ素直に気持ちのままに動くことができるのか。年齢を重ねるほどに視野が狭くなり、見えない縛りが出てくるといいます。素直さ。大事にしたいですね。

 

 

 

 そうそう。丹波に再訪したことによって、また不思議な出会いがあって。丹波の同じ年のデザイナーさん、大阪のヨガの先生(あっているかしら?)やっぱり「また行きます!」って、ついつい口から出てしまったので、これは今度伺わなくては!という気持ちになっているので。多分伺うことになると思います。

 

 

縁って不思議なもので、感じるとることが出来る人は感じ取ることができて、うまく繋げていくことができると。しかし、それは人に言ってもわからないんです。感覚的な部分なので。なんかこの人、また会うことになるかもしれないって思ったらその通りになりますもんね。だから、また逆もあって。縁を感じない時には本当に感じません。いわゆるこれが「直感」ってものなのかも?なんて勝手に思ったりもしています。

 

別に何をするでもなく、丹波に遊びに言っただけなのですが関わってくれた皆様に感謝感謝です。ありがとうございました。

 

 

後半、大阪。長くなりそうなので。わけて載せますね。