ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

お誘いはとりあえず。

最近はとってもいい天気。朝起きても、お昼すぎでも、夕方になっても空は重いまま。この時期のお天道様は一足早い夏休みなのは知っているけれど。今年は海外にでも旅行に行っているのでしょうか。そろそろ私たちを照らしに戻ってきてほしいもの。毎日カッパをきて作業するのにも飽きてきましたし。やっぱりスカッと晴れて、暑い中で作業する方楽しいです。ぜったい。

 

さて、そんな週の前半にもかかわらず。面白いイベントがあったので仕事終わりに出向いてきました。もちろん徒歩で!

 

ちょうど、日曜日に。マルサン葡萄酒さんに行ってワインを買い求めに行ったのですが、タイミングよく?社長さんにご対応いただきまして。ゆったりと話を伺うことができたのですが。その中で、あるフリーペーパーを紹介いただいたのです。

 

f:id:riki-yan:20150708212610j:plain

 

www.beekmagazine.com

 

私は「山梨で面白いことをやっている人とか知りませんか?」って不躾ながらに聞いたところ。でてきたBEEKという冊子。とっても洗練されている良い感じのつくりこれがフリーで出ているのですか!?と思うくらいに。それも面白い人がたくさん載っていると。このクオリティーでフリあーで、広告も全然載せてないし。どこに収益があるのだろう。なんでそうしてまで発行をしているのだろうって。興味が湧いてきたところで。

 

「今週の火曜にイベントで面白い人たちが来るからおいでよ」

 

って。それもBEEKの編集長。お味噌屋さん、パン屋さんやら。掲載させている様々な面白い人がくるんだよと。

 

・・・これは行かねば!

 

って。こういう時のワクワクって際限がなくて。ぜったい面白いことが起こる予感というか、感覚というか。こうなったらもう抑えられないのですよね。そういうときの直感で当たるんですもの。

 

いろいろな人に話を伺ったのですが。中でも心に残ったことを一つだけ。

 

もともと、BEEKの編集長さんは山梨出身で東京にしばらく印刷関連の仕事をしていたそうなのですが、いろいろあって地元に戻ってきたという。世間でいうUターン組なのでしょうか。以前から私みたいなIターン(正式には違うけど)の人間は、Uターンの人間には、気持ちの部分、熱意の量では最終的には勝てないと思っていたので、そんな話を振ってみたり。一応私もデザイナーの端くれだったこともあったし、まちおこしって部分もそれとなく聞いてみたりと。ありがたくやりとりをさせていただいて。それとなくいろいろな気づきを得ることができました。

 

また、BEEKを編集しているときは楽しくてしょうがないとの話を聞いて。デザインについても、別にそれで食べていくつもりは全然私の頭の中にはなかったけれども。もっと一つのツールとして。もっと活用してあげてもいいのかなって思えてきました。今は農業メインなので!ってことで、親しい方の依頼しか受けてきませんでしたが。それって視野が狭いよなぁって。興味が分散してしまう私にとってはうまく使い分けることができないと思い込んでいたのですけど。やりたければやる、やりたくない時にはやらないみたいな。そんなスタンスでもいいのかなって。

 

山梨にきて一年ちょっと。そこまで山梨の人で「この人は面白い!」って人にはあえていなかったけれど、ようやく少しずつながら、つながったきたように思えます。それもきっかけは同じ集合住宅にすむ、同い年の醸造家さんに誘われてイベントに出向いたことから。そのあとに誘っていただいた、マルサン葡萄酒さんのお誘いにのったからなんですよね。運がいい、悪いの話ではないけれど。うまく機会につなげられる人はフットワークの軽さがあるといいます。比較的軽くなるように意識はしているけれども。もっともっと軽くなれる気もします。

 

あとは「山梨に本当に面白い人がいるのだろうか?」って気持ち。先入観からで荒れる機会を自分で奪っていたのかもしれませんね。引き寄せってやつでしょうか。だって最近の私の心の中は「なんか面白い人がいそうだぞ」って心持ちでしたから。そうしたらあれやこれやと言う間に新しいつながりがって。すごいものです。

 

f:id:riki-yan:20150708212750j:plain

 

さて、今回のイベントで知り合った方にも「今後伺います!!」って定番の決まり文句を言いふらしていたので。また一つ、長期休みに伺いたい場所が増えました。自分から行くといって場所には必ずにいくんです。だって「行く行く詐欺」なりたくないですから。それにしても、平日に外で飲むワインは美味しいですね。仕事に支障がでないように気をつけなければ。