ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

1本のワイン。1つのストーリー

今週も土曜までお仕事。日曜日は雨の予報だったのでお仕事がおやすみなりました。ちょうどタイミングよく、東京にいる友人からお誘いがあったので農作業を終わったら、素早く着替え、ワインを一本を掴んで、そのまま19時前に電車にのって出発しました。本当は17時台の電車に乗るつもりだったのですが、農作業がのびてしまったので、出発する前から1時間も遅れるというね。目的地についたのは22時くらい。若い時だったら「なんでこういう日に限って仕事が終わるのが遅いんだよ!」って思っていたものですが、もう歳ですね。まあこんな日もあるか。で済んでしまうのがいいところ。

 

 

一日しかおやすみがない時は、あんまり遠出はしないのです。前日に山梨をでてもゆっくりできないから。セミナーとかあれば話はちがいますが、遊びではどうも腰が重くて重くて。だけれど、なんか今回はまあ、遊びで息抜きで出かけてもいいか。って気持ちにふれたので、その直感?に合わせて。出てきちゃいました。

 

 

いつもお邪魔させてもらう先は決まっていて、中学からの友人のところへ。ここ最近伺う時にはワインを1本ずつ開けながらしみじみするのが定番となっております。過去にも触れたことがあるのですが、一年半前にカナダのワイナリーを一緒に周ったのですが、その時に持ち帰ってきたワインを開けるんです。その時のワイナリーの情景や、当時将来について話をしたこと、ハプニングとか。昔聴いていた音楽をきくと、その思い出が蘇るということがありますが、ワインも同じ。1本1本買った時のストーリーを思い出すんです。

 

当時は私は前の会社を辞めたばかりで、これからどうしようかなぁと漠然と考えていた時だったんですよね。ちょうどその時友人はカナダにいたので「おし!仕事もしていないしカナダに遊びに行ってみよう!」と決めて、すぐに航空チケットを手配して、仕事を辞めた2週間後には単身カナダへ飛んだと。今考えると、この時ってすごい行動力があったのだなぁと、自分のことながら「あの時はすごかったなぁ」と思っています。その経験を得たことによって、なんかなんでもできる気がしてきてしまって、山梨もとりあえず移住してしまったというね。これも理由のひとつかもしれません。

 

あの時海外で色々話したことが実現しているかといえば、ん?どうなのだろうと思いますが。その時には考えつかないような不思議な立ち位置にはいます。(笑

 

ワインを目の前に、なんとなく話ししているだけなのですが、毎回近況がどうなっているかを受け取りあっています。こういった機会が定期的にあるから、行動もするし、なんか停滞するわけにはいかないって私は思う。だって少しでもお互い成長している部分がなければ高め合うことはできないですから。

 

 

と、お堅い話になりました。

 

こうして書くと、まずいです。あの時の好奇心を超えるものを最近感じていないので、もっと精進しなければ・・・。

 

 

昨日はこちらに来るのが遅くなってしまったので、私がスーパーによって買い物をしてきて、簡単なおつまみを作ってのんびりでした。毎回1人ボトル1本を開けてしまうからすごいものですよね。こうしてワインを傾けながらお酒を飲んでいる時には、酔ってはいても、思考は働いていて不思議な感覚になります。

 

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ゆっくり楽しみました。

 

夕方くらいには山に帰らなければいけないので、残りの時間はどうしようかなぁと。ビオワイン買って帰ろうか、ランチをゆったりして帰るのか。まだノープランですけど。やっぱり東京ってたくさん人がいて、私には合わないなぁと。つくづく感じました。