ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

聴き手に徹する

今日もとてもいい天気。日中は暑いながらもそよ風が吹いていたので作業中もそこまで暑さを感じずにできました。気温の上昇とともに、葡萄は成長の速度が早くなっている気がしています。こうなってくると、私達の作業が追いつけ追い越せとなり、遅れてしまうと、どんどん置いてけぼりになってしまって。とんでもないことになってしまうのです。そうならないためにも時間との戦いになりそうです。

 

さてさて、先日も書いたとおり。畑の隅をお借りして作物を育て始めました。先日5つの苗を植えたばかりだったのですが「もっと植えろ、植えろ〜」っとゴリ押しをされるので、苗を追加で買って仕事終わりに植えてきました。そうしたらまあ、結構な量になってしまったのか、畑だけで苗が11つも!畑は畑でいいのですけど、ベランダでも育てているものがあるのですよ。そうして数えてみたらいつの間にか色々な作物を作っていたのですよね。もうびっくりですよね。ここでも私の強み「収集心」が働いているのかもしれません。

 

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ちょっとまとめてみますね

 

 

 

知らぬ間に種類別で15種くらいになってますね。なんともありがたいことです。ミントとオレガノとか、完全に使うタイミングを外してしまって、めっちゃ茂ってますからね。どうしよう。ほんと。いろいろと畑を貸してくれる話はあったのですけど、ちょっと距離がある畑ばかりでとりあえずベランダでやってみようってところからスタートして、巡りあわせか、お家から歩いていける距離の畑を借りることができて、苗を植えただけですけどここまでになりました。ハマりすぎて畑にいる時間が長くなってしまうと、ほかのことができなくなってしまうので気をつけなければ。

 

そんな苗を植えたよ〜って話を、仕事仲間の人と話をしていたら。

 

「◯◯くんは気に入られるのがうまいからなぁ〜。」

「そうやって、まだ知り合ってから二週間たたないのに畑とか借りてるとかすごいなぁ」

 

なんて事をいわれまして。ただ、どうやって野菜を作るのか興味が合ったので質問攻めにしていただけなのですが。もしかしたら、年齢的に面倒を見てもらいやすいというのもあるのでしょうか。なにはともあれありがたいことに借りることができたのです。ん〜しかし。気に入られるつもりで話しはしていないのですけど。どうなんでしょう。そうやって短期間で仲良くさせていただいたなぁという、パターンを思い起こしてみると。自分からがんがん話しかけているのですよね。人間ってひとりとして同じではないので、私にない何かを持っているから聞きたくなっちゃう。その人がどんな人なのか知りたい。だから質問攻めにしちゃうかんじ。いいのか悪いのかわかりませんけどね〜。最近は思ったことを素直に聞けるようになった気がします。そうすると、必然的に相手に興味をもって聞く状態になっているのでしょうかね。(それがあわない人もいるのでしょうけど)

 

例えば、ワークショップや講演会とかに参加したとき。話が終わった後にはお決まりの質疑応答タイムがきますよね。その時なかなか手が上がらないことって不思議だなぁと思うのです。いやいや、皆聞きたいことの一つや二つあるでしょうよ〜って。もしかしたら、中には「こんな質問をしたら、周りにどう思われるのだろう」という気持ちに負けてしまって質問できない人がいるかもですけど、あなたが気になったことなのだから、周りは関係ないですし。意外と周囲の人も同じ事を聞きたかったりするのですよ。細かいことは気にせずに、気になった事は聞いたほうが、質問される側も嬉しいし、聴く方もアタマもスッキリする気がします。

 

質疑応答の時間に移りたいと思います」

 

となった途端にやっぱりハードルが上がってしまうのですかね。何かの本で読んだのですけど、海外の方が日本のワークショップに参加した時に質問が出ないことが不思議に見えるのだとか。みんなで作っていくものなのに!って。質問しなきゃ!って思うとハードルが上がってしまうのであれば。初めに湧いた感情に対して、相手に聞く前に自分に聞いてしまえばいいと思うのです。「格好いい」と思えば、どうして格好いいと思ったのか自分に聞く。「この人とは気が合わないかも」と感じたら、どうしてそう感じたのかを考えてみる。そうするとそれが質問になっていたりするものです(私だけかしら?)

 

でも、私ばっかり質問していいのか・・・。って申し訳ない気持ちになるので周囲が挙げないことを見計らって手を上げているのは内緒です(笑

 

いつもながら、無理やり話を展開した感がただよってますね(すみません)

 

「聞き上手は話し上手」とも言います。最近はおじさんになったのか、怒涛のように話をしてしまうことがあるので、もっと聴く方にまわらなければ。いま一度人と接するときの自分の立ち位置。見なおさなければと思うのでした。