ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

お金に気持ちをのせること

八王子で電車を乗り継いだタイミングでぱらぱらと空から冷たいものが。まあちょうどよいタイミングでしたね。花見を楽しまれている方には嫌な雨でしょうけど。私は東京からの帰りだったので全然問題な〜し。ありがたいことに東京にいるときには、雨にふられることはありませんでした。心地よい陽気に包まれながら、自分の行きたい場所にも行けましたし、一番の目的であった講演会にも参加することがでいました。

 

昨日のブログの後には電車を乗り継ぎ、新宿方面に向かいました。それはこの展示会が合ったから。

 

スイスデザイン展|東京オペラシティアートギャラリー

 

昔はパッケージのデザインをやっていたので、スイスのプロダクト!HPを覗いてみたら「このポスターとか過去に雑誌の特集で見たことあったよな」とか、俄然これは行ったら面白そう!って。気分的にもそうなのですけど、めちゃくちゃ惹かれるものがあったのですよ。結果はもちろん行ってよかった。有名ブランドの過去の商品とかも並んでいて、ココロが踊る踊る。江戸時代後期?明治のはじめ?なのか、スイスとはそのあたりから通商条約とか結んでいたりして。歴史的背景とかあったんだぁとか。初めて知りましたし。

 

 

私の予定の立て方ってメインの用事だけ定めたらほかはフリーなんですよ。なんにも決めないで行くんです。だから当然スキマ時間というか空き時間が多いわけです。そこでどうするかといえば、鈍行電車で山梨から出てくる最中にその時間をどう過ごそうか考えるわけです。で、定番は何かといえば美術館、展覧会の情報をチェックしながら、なんとなくこの展示会に行こうかなぁ〜って定めておくのです。まあ今回はルーブル展とかよだれが出そうな展示も合ったのですけど(だって宗教画とか大好物なんです)パッと見て感じるものがあったのはスイスデザイン展だったのです。

 

 

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レッドにホワイトの十字。目立つよなぁ。

 

その後は、お待ちかね!!友人のお宅にもどり。ずっと開けるのタイミングを見計らってきた、カナダから持ち帰ってきた5本のうちの2本を開けることになりました。

 

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しかもね、前日お邪魔した銀座NAGANOのイベントの際に振る舞われていた、五一わいんの5〜10年くらい寝ていた赤!残りをいただいてきてしまったのですよねぇ。なんと贅沢な。ゆっくり料理をしながら、少しづつ楽しんだのですが、まあ語ることも必要ないくらい、ただただおいしいワインだったのですけどね。買ったワイン1本1本にそれぞれの思い出が刻まれていて。自分はカナダの地に降り立ってワイナリー巡りをして、「自分のワイナリーとかあったら、さぞかし幸せだろうなぁ」と妄想をふくらませたわけなんですよ。海外に行くと価値観が変わるとかいいますけど、ワイナリーめぐりをしたことによって、私の想像が一段階ステージアップしたわけです。そして何よりも、ワイナリーに努められていた人たちの、誇らしげな顔と、楽しそうに話す顔。あんなに気持ち良くワインを作っているのだなぁと。見ているこっちまで幸せになれまし。

 

 

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まだまだ感じたことはたくさんあったけれど、多分めちゃくちゃ長くなりそうなのでこれくらいにしておきます。カナダから帰ってきて一年ちょっと経った事も合ってなんとも感慨深い夜になりました。また、嬉しい事に新たな人との出会いもあって、いろいろと話を伺いながら、あーでもない。こーでもない。って、酔った私のしつこい質問を受けていただきながら(ごめんなさい)話しは尽きることなく、深夜まで楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

 

これは昨日までのお話。

 

なんだかんだ書いていますが。今回のメイン!聞かずに帰れるか!ということで本日はコチラの講演会にお声がけいただきまして行ってきました。

 

 

【明日!】澤上篤人さんに聞く「真に豊かな生き方」とは? | Facebook

 

www.sawakami.co.jp

 

澤上さんといえば、投資をやっている人からしたら長期投資=さわかみファンドとつながるくらい有名ですし、私も少々投資をやっていたりするので。著書や雑誌などのインタビュー、Podcastなどで、お話を読んだり、聞いたりしていたわけで。まさか実際にお会いしてお話をお聞きする事ができると思いませんでした。面白いところが、投資の話ではなく「生き方」の話だということでしたから。そりゃあいかねば!ですよね。

 

 

いつもながら、講演の内容自体は参加された方だけの秘密として。気づきを一つだけ。

 

お金持ちになる人は、お金がないときから寄付等の行為をしている。お金持ちになってから寄付を始めたわけではないんだよ。

 

って事を本かなにかで読んだか、聞いたことがあったのです。

 

その事があって、澤上さんに質問で「私は寄付って今までしたことは少ないんです」ってことを打ちあけた上で「寄付はできないけど、目の前の人にはお金を使うことができる」って話してみたんです。それはどうなのか。視野が狭いのか。そのままでもいいのかって。

 

なぜ寄付が合わないのかっていうのは、自分のお金が本当に役立っているかわからないから。だって寄付によってその後どうなったのかわからないじゃないですか(わたしの気持ち)

 

でもね、私は人にお金を使うこと、贈り物をすることはできるのは普通なんです。というかそれが普通にできるくらいに成長できたようで。相手にとって役立つかどうかわかりませんけど、自分がご馳走したいから、それで喜んでもらえるだろうって思ってできるし、良いも悪いも反応がすぐわかるじゃないですか。そういうこともあって、贈り物をする時って最高に幸せな気分になるんです。本日のお話の中にも合ったのですけど

 

「お金に気持ちをのせる」

 

ということ。

 

もしかしたら私はその方法として贈り物がぴったりあっていて知らぬ間に気持ちをのせていたのかも知れないなって。講演会に行ったことによって、お金に対して思っていた事。壁になっていたこと。そのつっかかりの部分を解きほぐしてもらったような感じ。スッキリした気持ちで終えることができました。質問もしたい放題でしたし。直接本も購入できて、写真までご一緒できて、握手までしてもらって。いやぁエネルギーをすごいいただくことが出来ました。

 

お金の話って日本人の気質から、公に話をしないですけどね。イベントでもなんでもいいでの、自分のお金に対する気持ちを語る場があると(どう儲けるとかでなくて)自分のお金に対する偏見、誤解、思い込み。そういった潜在意識の部分が表に出てくるので、新たな気づきを得られると思いますよ。

 

 

 

さて、お休みは今日でおしまい。明日からは畑に戻ります。気持ちも充電できたし。また新しい作業ができると感じると。ワクワクして仕方がありませんね。しかも昼間は温暖な中で仕事できるし。最高ですよね。春のシーズンをゆっくり堪能しながら、葡萄に向き合っていきます。