ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

元の生と次の生との中間

週末は前日の雨天にかわって、気持ち良く晴れました。農作業小屋の改築を切り上げて畑に戻ってきました。しかしまあ、なんにしても風が強い。畑には遮るものがないので、びゅんびゅんという表現が本当にしっくりくるような。それでも風には湿り気があって。なま暖かい風。幾度かのこうした春の嵐と言うのでしょうか。いよいよ春なのだなぁと。

 

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地表に少しづつ緑が見えてきました。

 

作業的にはまだまだ眠気まなこのぶどう達を徐々に目覚めさせていく作業に移行するようです。難しくいうと?休眠打破をさせるそうです。

 


休眠打破(きゅうみんだは)とは - コトバンク

 

この時期にはなれば、桜の開花全線などのニュースなどで耳にしたことがある人もいるかもしれません(私はその程度の知識でした)正直この用語を聞いたときに、ああそうか「眠眠打破」ってドリンクはここからネーミングをとったんだわね。って関係ないですね。大体の植物って冬は生存するのに不利な状況になると、休眠に入って成長と一時的に止めるそうなのですよ。生き物でいえば、熊の冬眠もにたようなものなのかしら?

 

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実家近くの公園。静岡は一足早い春のようです 

 

春になると休眠から抜けて成長が始まるわけですが、その前にちゃんと起きてもらう。というか、起きやすくしてあげる作業をするわけです(あっていますかね師匠ってみてないけど)春の風を浴びながらの作業はとっても心地よい。夏まで行くと暑さを感じてしまうので、この萌ゆる時期を満喫しながら仕事をしたいものですね。

 

 

さてさて。週末のお仕事のあとは山梨から静岡に。ぶどうは休眠中ですが、一足先に私も休眠モードから起きる時が来たようなのです。

 

年明けにおばばちゃんが亡くなってから、早いもので四十九日の法要となりました(これからですが)過ぎてしまえば早いものだと感じますがなかなか実感ってわかないものですね。不思議な感覚と言いますか、もう生きていないのですけど亡くなってはいないみたいな。そんな曖昧な心持ちが解消されるかはわかりませんが、法要を終えればなんとなく落ち着くし、ギヤが入るのではないかなぁと思っています。

 

今日を迎えるまでには、色々と頭の中が駆け巡っていて、なんとなく自分の軸が正しいのかとか、これからどうしようかなみたいに迷いがたくさん出てきてしまって。いやぁ、困った困ったと。また考え出すと目のまえでやっていることに手がつかなくなってしまって・・・のように、いいわけをして、比較的だらだらな生活をおくっていたと思います。しかし、頭の中であっちへ、そっちへ、ぐるぐると回してこねくり回した甲斐があったのか、また指針というか軸が固まりつつあるようです(やっぱり時が味方してくれたみたい)

 

これから法要ですが、しっかり供養をしていただいて。おばばちゃんをおくってやらんとですね。それが私にとっての始まりにもなりそうです。