ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

まちのレイトショー

昔のことを思い出していたのだと思います。小学校の時は確か親に連れられて、中学くらいであれば自然と友人たちと行くように。高校以上になってくると当時付き合っていた子とかと一緒に見に行っていたなぁ・・・なんて。それほど足を運んだのは久しぶり。館内に入っていくと期待が自然とわいてきて。鑑賞し終わった後には不思議な感覚。なんでわざわざ足を運んで見に行くんだろうって正直思っていたのですけどね。そのなんとも説明できない感覚が、次に足を運ばせるきっかけになるのかもしれません。

 

ということで。昨日の上田市から移動し塩尻のイベントに参加してまいりました。

 

【12月24日企画】クリスマスイブにまちの研究報告なのだ!「まちの映画館のあり方〜塩尻の小さな映画館 東座について考えよう」 | Facebook

 

今回の会場の東座さん

http://www.fromeastcinema.com/index.html

 

 

 

 

皆さんは映画館にいきますか?

 

本当にごめんなさい。私は映画館で映画を見たのはもう5年も前になります。もっといえば「ポニョ」で止まってしまっています。だから映画館で映画を鑑賞することって、私の自身の楽しみにはないのです。だから映画館に行く人の事を知りたかったし、映画館の価値を知りたいな。そんな事を思いながら参加しました。まちの映画館のあり方とか、シネコンが登場してからの影響、どんな人が映画館を利用しているのか等のお話。アンケートを実施した結果などを聞いていてとても興味深かったですよ(詳細は参加した人たちだけの特権ってことで)

 

映画で言えば趣味、娯楽に属するように私は思うのです。一緒にしてはいけませんが、嗜好品であるタバコやお酒のように何かのきっかけがあってそこから好きになっていくのかなって。だから年齢をさかのぼって、若い時期にたくさん映画館に行くことができた人はそのまま習慣として映画館に行くのだろうなぁって、じゃあどんなきっかけがあるかなぁと(映画の内容の良し悪しを除いて)なんとなく考えてみたんです・・・

 

・親が映画好きでよく連れて行ってもらった事がある

・友達、彼氏・彼女に誘われて、または誘って行く

・好きな俳優さんが出ているから

・好きな原作が映画化されたから

 

・・・。映画館に行かない私はこれくらいしかあがらなくて申し訳ない

 

きっかけの部分で言えば。周囲の人から誘われる事が導入の部分では多くありそうだし。個人の関心の延長線上に映画が出てくる場合もあるなぁとか。でも個人の関心だと映画館に行かなくても見れるなぁ・・・。そうなると前者の誘われることって重要だなぁ・・・って。色々考えた結果。頭のなかぐるぐるです。悩んだ結果、イベントの中で私は・・・。

 

小学生くらいの子たちに「映画館で映画を見る」という体験をさせて将来の視聴者を育てるのはどうか〜。

 

なんて事を言ってみたり。

 

また印象的な意見だったのは

 

映画を見た後に語り合う場所がない

 

自身の映画の余韻を残すためにも。語り合う場所ほしいですよね。というか塩尻だったらできちゃいますよ。きっと。

 

これからまちの映画館のあり方。昨日のイベントだけではなく。まだまだ皆で突き詰めたら面白いことができそうだぁと。今後に期待ですね。

 

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さてさて。難しい話はもういいですか。

昨日のレイトショー。いやぁ〜とてもよい映画でした。

 


「至高のエトワール~パリ・オペラ座に生きて~」公式サイト 11月8日(土)、Bunkamuraル・シネマほか全国順次公開

 

 

まずはエトワールとはなんぞやということで。

 


エトワール(えとわーる)とは - コトバンク

 

日本語で言えば、トップスターという部分で落ち着くのでしょうか。一言で言えば、そのトップスターの生き様を追体験できるようなそんな映画でした。

 

バレエはもちろん詳しくないので、用語とかわからないのですけど、アニエスさんを取り囲む、踊りのペアの男性、振付師、劇場の支配人、美術監督。様々な角度からの証言があって。人それぞれの感覚でアニエスを捉えていて、そのそれぞれの感覚がアニエスさんをエトワールへと導いていっているような気がして、こうやって成功というか上り詰めていくのだなぁと、じっと見入っておりました。

 

踊りが巧いだけではだめなんだ

 

と振付師の方が話をしていたようにエトワールには他の要素が必要で。アニエスさんにはその要素なのかわかりませんが。人を引きつける何かがあったのでしょうね。

 

また、引退するときのアニエスさんを見て、どんな気持ちでいるのだろうと思っていたら自然と自分が「引退」という言葉を使う時が来るのだろうかなんて思ったりして。そこに至るまでには、まだまだたくさんの事をやっていかなければならないなと気が引き締まりました。

 

うん。

 

さてさて、映画を見た後にはnanodaにて映画を見た後の語り合いの場。クリスマスパーティー、懇親会ということで。またまた面白い方々に会えました。個人的に面白いなって思った方には怒涛のように質問を(しつこくてごめんなさい)塩尻のワインも堪能できたし、飲み明かしていたら〆にラーメンまで食べれるわけですからね。そしてそのまま泊まらせていただくという暴挙。もう最高です。

 

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いつの間にか今年は最後のnanodaだったのですよね。最後の最後までnanodaの皆さんはお世話になってしまいました。様々な人に出会えて、きっかけをいただき、もうお世話になりすぎました。来年は逆に私からnanodaにはお返しをしなければ!と思っています。というかさせてください。本当にありがとうございました。

 

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さてさて。今日は諏訪湖からお届けとなりました。これから山梨のお家の片付けをしたら実家に帰る予定です。というか帰らないと静岡にいる時間が少なくなってしまう。・・・ガンバリマス。