ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

受け入れる事、手放す事

前日に一杯引っ掛けていたこともあって、寝床から出るのが辛くて辛くて。それでも朝一の電車に乗らなければ間に合わないので、ストーブ全開、あっついお湯をなみなみに注いでしまい、味が薄くなったお茶漬けをかき込んで、なぜかその後はコーヒーをのんで、カラダとアタマを目覚めさせ、準備をささっとして家から飛び出て行きました。なんかお腹の調子がいまいちだったのはその食べ合わせのせいだったのかもしれません。

 

ということで、久々に東京の自由が丘に出向いてまいりました。もちろん買い物、カフェ巡りをってところなのですが、なんともオサレさんの町でセミナーがあったのです。今回学んできたのは

 

価値観ババ抜き

 

数人で様々な価値観が書いてあるカードを5枚とり、ババ抜きの要領でようにとったり、ひいたりしていくゲーム。とったり、ひいたり・・・と、何回かやっていく過程で自分の価値観が絞られていくというもの。

 

 

終盤になってくると、手に持っている価値観がしっくりくる、あっている、ほしいもの。それぞれの「価値観」で選択していったものが残っていくのですが、手持ちのカードは常に5枚にしておかなければならないルールがあるので。新しくひいたカードを残すとなると自分の手持ちから一つ手放さなければなりません。逆を言えば、ゲームが進行している間は、いくら今持っている価値観カードがいい!!と思っていても。どれかを手放して、新しい価値観カードを取らなければいけない場面もあるわけです。私自身もありましたが、周囲の人たちの小さな葛藤をみれたりしてとても面白かったですよ。

 

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今回のセミナー終了後に、インストラクターとしてこの価値観ババ抜きを私が実施できるようになりましたので、私のいく先々で要望があればやってみようとも。すでに興味を持っていただいている方もいるので、のんびりやっていきたいと思います。

 

さてさて。忘れてはいけない!

 

価値観ババ抜きの創始者は山口雅史さん

 

なんとも私と同じくらいの時期から地方に移住して野菜を作っていたりして、そちらの話にも興味津々!その後の懇親会でも根掘り葉掘り聞いたり、農業をやっているからこそ共感できる部分があったりしたので、もう嬉しくてたまりませんでした。さらに農業をやって変わった部分だとか、心の変化の話なども伺えたのでもうお腹いっぱい大満足でしたね。

 

私はもともとやっていた仕事から離れて農業をやっているわけです。その中で変わっていったものは環境だけでなくて、私自身の価値観も変わっていっているのですよね。取捨選択したとは思っていませんが、知らぬ間に離れていった価値観、知らぬ間に私のもとにやってきた価値観、それぞれあるのだなぁと感じることもできて、とても有意義で気持ち良く全体を通して学ぶことができました。さらに!またまた素晴らしい方々と出会うことができて、農業を軸に据えているのに、ますます他のやりたいことの誘惑が・・・嬉しいですけど鼻血がでちゃいそうです。

 

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明日からは長野に伺うことになっております。それも上田。一度ちょっとだけ寄ったことある程度。ですが!大好きな池波正太郎先生の記念館もある場所。早寝早起き。ワクワクしながら明日も出かけます。

 

ということで、持って行くボトルの買い出しにいってこなければ

今回はどのワインにしようかしら。