ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

要は「自分事」

午前中は初めて?自分の住んでいる周りを歩いてきました。申し訳ないですが、歩いていける距離にコンビニもないし、スーパーもないということで。必然的に歩いて買い物できないのであるかないのです。自分の実家の周辺でも感じるのですけど、歩くと新しい発見が色々ありますし、建物が増えたり、減ったりと周辺の環境の変化に気づきます。今の私は農家の目線がついてきたのか「ああ、こんなところにもぶどうの畑があるのね」って眺めていました。これが俗にいう「カラーバス効果」*1ってやつですかね。

 

さてさて。まあ歩いた理由は投票に行ったから。投票会場の小学校が歩いていけるそうだったので、これもいい機会かなと思ったから。

 

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さて、巷では選挙になると色々な文言が散見されますよね。

 

  • 投票率が低い〜
  • 選挙に行かないと若者が損をする〜
  • どうせ変わらないから行かない〜
  • しっかり自分の意思表示を〜

 

TVがないので、最近の選挙速報とか見ていないので、ちょっと詳細はわからないですけど。投票率ってあまり上がってないイメージがあります。ネット上では選挙に行かない人に対して、どうにかして行ってもらおうとメッセージを載せている方も多数いらっしゃいますよね。別に私は「ちゃんと選挙に行かないとダメだ」「いきましょう!」とか無理に言うつもりは毛頭ありません。だって選挙とか、行く行かないの前に。やっぱり興味、関心の問題だよなぁと思うので。

 

今の学校教育の現場で政治、経済を含め、選挙のなどの事をどのように教えているか、伝えているかはわかりませんけど。私が学生の時にはあまり教えてもらった覚えがないし(私が授業を聞いていなかったからかも)、政治には全然興味は持っておりませんでしたからね。そのままいったらそりゃあ選挙に行こうとか思わんですよね。普通。

 

私が今、興味関心のない、別になんとも思っていない人間だったとして「選挙に行きなさい」「行きましょう」って言われたり、ネットで事ある事でそのような文面を見かけたとしたら、まあ選挙に行こうとは思わないし、事あるごとに「◯◯の党に入れてください」とか周囲に勧誘してくるうるさい人が面倒くさいなと思うし「なんで強制されなければいけないのだ」って思ってしまいます。自由に投票できるはずなのに、誰に投票するのかしないのか、選挙に行かないのか。自分で選べない気がしてしまって。

 

今年はメディアでも「選挙割り」の話題とかがあって、面白い取り組みだなぁと思って眺めつつ。それが恒常化した後に「選挙割り」がなくなったら、どれだけの人に影響があるのか見てみたいなぁと。正直ちょっと怖いかも・・・なんて思ったり。じゃあ、お前は選挙に行かない人はそのままでいいのか!とかお叱りを受けそうですけど(すみません)

 

例えば、色々ご意見はあるのは承知で書きますけど。

 

例えば、選挙会場が別れてあるので、区ごとの会場ごとで投票率が高い場所とかは旅行にもれなく行くとか面白そうだなって。なんだそれ!旅行?って思うかもですけど。行く先は国会議事堂でも、県議会でもいいので何かしらの政治の場ということにして。当選されたその地区の議員さんに案内してもらうとか(もちろん誰に投票したかは別として)、そうすればその議員さんは何をしているのかとかわかるし、家族連れとかだったら子供に政治の場を見せることができるし、議員さんも当選の重みを感じることができるかなぁとか(安易な発想ですけど)少しは?当事者意識を双方感じることができし、政治に興味を持つことができるかなと。

 

一度興味を持つと、そこから先はハードルが下がると思うのですよね。私なんか政治に興味を持つきっかけは「投資」だったりしますからね。だって政治の状況で相場が動いたりするんですもの。わかりやすいところで言えば、円安、円高もつながっていたりしますし。要はこれも「カラーバス効果」かもとか思ったり。一度気になると、いつもTVのニュースで聞き流している、政治関連の話題が聞こえてくるようになるかもですよ。

 

結局、何にしても当事者意識がないと自分事に感じない。

「行けば変わる!」とか興味ない人からしたら、なんだそれ。で終わりですから。

 

なんとも偉そうに、訳のわからんこと書いてますが。ちょっと外に出るついででもいいし、どんなこじつけの理由でも構わんので。投票に一度も行ったことない人。投票所に遊びに行く気持ちで「ああ投票ってこんな感じなんだ」って体験して見ると、ちょっとは自分事に思えるかもしれませんよ。