ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

あなたの「まちの教室」

心地よい日差しに、秋から冬にちょうど切り替わっていく朝の空気感。キリッとしていて気持ちがいい。今日もいい出会いや学びがありそう。とそんな気持ちで迎えた昨日。ありがたくお誘いを頂いたので、山梨を9時頃に出て塩尻に行ってきましたよ。今回お誘いいただいたのはこちら。

 

まちの教室|town campus network

 

いつもながら、どんなことをやっているのかどうかはリンク先でご覧遊ばせ。

 

なんか長野県の全土が大きなムーヴメントの中に有るようです。

 

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nanodaはいつもと雰囲気ちがうぞ

 

今回は2つの授業という形式で学んできましたよ。

 

1時限目

 

東京にある某放送局のプロデューサーさんのお話から。

 

プロデューサー・・・。

 

そうそう、あの大きくて重厚な黒光りしたサングラスに、整ったお髭にブランドバック。カーディガンを肩からかけていつもの感じで

 

「チャンネーとザギンでシースー行こうぜ」って。

 

そんなイメージのあるプロデューサー。

 

って、皆さんもうすうす気がついているとは思いますけど、安心してください。あんなのいないってさw プロデューサーさんが「いない」言っているのでまちがいないかと。

 

TV局って何をしているかって普通に聞いたら、いやいや番組作ってるんしょ。っていうのですけどね。作っているのは正解でも基本はすべて外注で、編集スタジオとかも借りて行っていたり、まあ広告収入でしょって思うと思いますが、TV局はどうやって資金を得ているか。など、面白い話ばかりでした。自分も専門学校にいた時には映像系をやっていたのでもう興味津津。

 

  • TVはもしかしたらなくなるかもしれないが、番組という概念はなくならない。
  • 電波で流すのか、ネットで流すのか。その違いに今後なっていくかもしれない。
  • コンテンツを作る能力、ノウハウはネット動画上ではまだない。

 

プロデューサーはやはり、未来を読んでコンテンツを考える能力があるなと。そのチカラ。(普通に投資に向いてんじゃないかって思ったくらいよ)

 

 

いつものように、怒涛のように質問をしてしまったので周囲の皆様には申し訳ないと思いつつ、私は大満足でした。

 

小学校の時にTV番組を作るにはどうしたらいいか。そう考え始めて逆算で考えていったとの事だったので、その部分がとても気になり質問をした所。30・40歳といつまでにここまでの事をやりたいと思っていた、と。しかもそれがだいたい予想通りに叶ってきていると。過去にも私が書いたかも?ですけど、子どもの時に自分のやりたいことが定まっている人は成功している人が多いと聞いたことがあります。普通に考えればそうですよね。今なら私も思いますが、好きなことを追う時間がながければ長いほど、試行錯誤の時間も長いわけで。成功の確率はあがるよなぁ・・・きっと、と思いつつ。成功と書いてしまうと抵抗がある人がいるかもしれませんが、自分の思い描いた世界が実現している人。私からすると成功しているように感じます。まだまだ、根堀り葉堀りもっと聞きたいそんな方でした。

 

あとは、冒頭のプロデューサーのイメージと言うよりかは、真逆の子供の心をもったとても控えめな人。こういう人が上にいると仕事がしやすいだろうし、出演者、スタッフに好かれるのはこういう人だろうなぁとしみじみ感じました。

 

 

2時限目

 

毎週土曜日にワンナイトイベント+公開イベントをおこなっている

 


blanClass

 

何をやっている場所なのか。興味の有る方は一度ごらんください。

 

ブランクラス。すべてを知ることはできませんが。出演者(ゲスト)がそのブランクラスの場を借りて、イベントを持ち込んでもう何でもやっていいよ!!みたいな。しかもライブ配信まで。実際に授業を受けている時も配信していました。

 

ブランクラスさんはゲストを呼ぶ形式なのですが、そのゲストが山田崇さん。nanodaで知り合った女性の方に「すっかり山田さんの追っかけですね」って言われてしまい。確かにそうだなぁと思いつつも。それだけ魅力のある人なんだろうなとしみじみ。

 

 

さて。話した内容はさし控えますが、一言で言えば山田さんの普段を垣間見ることができて興味深かったです。私が捉えることができたのはこの部分

 

山田さんの・・・

  • 成功体験をどう積み重ねたか
  • 静と動
  • 自戒すること
  • 巻き込み力
  • 自分を知っている
  • 判断は周囲に仰ぐ
  • モテたい(もうみんなしってる)

 

ちょっと格好つけていくつかげてますけどね。「静と動」の部分はすごいなと思った部分。行動先行型で動くのですけど、途中で立ち止まってまだ困っている人はいないのか。ほかにも対象者はいないのかと。考えることができているということ。突っ走るエネルギーもあるけれど、ちゃんと方向を自分で修正する事ができる。それが自戒することにもつながっていて。自己満足に陥っていないか考えることができる。なかなかこれが出来る人少ないと思うなぁ。って。

 

あとは、あきらめないチカラ?なのか。リミットが有る案件に対して「やめるかやめないかは周囲に言われてから」という部分がありました。逆を言えば「自分ではやめるとは言わない」ってことかなぁ。なんて。・・・すごいよね。

 

 

私なんか自己満足の塊で。周囲のおみやげ持って行ったり、ワインを持っていったりして。いいでしょこれ〜。おいしいでしょ〜って押し売りして。喜んでくれている(そうでなくてもフリでもいいの)と、それがモチベーションになるのですよね。あ〜自分っていい事したなぁ。嬉しいなぁって。もうどうしようもないですw

 

 

有名な方。活躍されている方。そこに至るまでの経緯は成功の部分しか描かれないことが多い。しかもそれは個人よりもやっている事に目が行きがち。なおかつ、成功したと思っている人に話を聞くと「恵まれているんですよ」って口をそろえておっしゃるのです。前の授業のプロデューサーさんもそうでした。でも、普通にゲストに来ている皆も山田さんと同じ人間。どう山田崇という人間が変わっていったのか。その部分に迫れました。

 

だからこそ今回の話は意義があったかなと(田舎者が偉そうにいっておりますよ)

 

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日が沈んだ街をバックに 

 

その後、対談形式になったのですがその中で、一個だけ。

 

「若い人からこれから作家活動したいのですけどどうすればいいですか?」

 

ってブランクラスの小林さんは良く聞かれる事があるそうです。なんて答えるかといえば。

 

「何もしなくてもいいから勉強してればいい」と思うと。

 

「勉強していると想定外の事が起こる。問題が見つかる。実際の問題をどうにかするにはどうすればいいか考える」

 

「それをどうしたらどうなれますかって。全然興味ないのよね」

 

もうバッサリ。この爽快感。

 

どうしたらなれますかって質問って、他人に決めてもらって責任は自分で取らない流れになる事が多いと私は思うので、まだ本当にやりたいこと、目的が決まっていない人のパターンかなと。

 

「勉強していればいい」っていうこと。私も本を読み始めた当初。難解な本を読んでわからなくてもいいから読んでいくと、数年後に役立つことがあるって書いてあって。本当に役たってますもんね。とりあえず読んでいただけなので。将来役に立つからやるわけではないですが、化学反応みたいに何かが組み合わさって面白いことが起こる事はありえますよね。その元が大きければより複雑な化学反応が起きそうですし。

 

小林さんの「好き嫌い」のはっきりしている所、つかみどころのない部分。ちょっと私がいい意味で苦手かなと思った人だったりしました。質問の返し方、間のとり方。対談での場の支配力がすげえなこれwって正直に思いました。だって強そうですもん。

 

全体通じて、とても学びが多い時間でしたよ。毎回新しい発見の連続です。

 

と。まあこんな感じですかね。

 

 

その後は懇親会に言ったのですけどね。ブランクラスの小林さん。普通にお話出来て質問も幾つかしましたが、全然苦手でもなんでもなく、とても面白く興味惹かれる人でしたよ。いろいろな人ともお話出来て、ほかの長野で活躍されている方ともつながることが出来ました。嬉しいですよね。いろいろな人に「今度伺わせてください〜」って言いまくってしまったので、長野は長野でも塩尻以外のも出没するかもしれません。その時はまたお話きかせてください!って事で。

 

今回はnanodaのコアの吉田さんのお誘いから始まりました。お誘い頂いたことに感謝感謝ですね。