ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

農薬散布から草刈りまで。

ぶどうに袋掛けをしたこともあって、周辺の作業をこなしてます。今週は草刈りと農薬散布の仕事がメインでした。草刈りくらいは私もやったことがあるよ!!って思っていたのですが。それは手に直接鎌をもって原始的な方法で・・・しかも高校の時が最後。学校の敷地に面している周りの草刈りまで。やっぱり素人なんですよね私。

 

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今回は刈払い機といわれる道具を使っての草刈り。実際に自分が想像していたのは柄の先に回転する刃がついた機械。なんかコンクリとか石のような硬いものに当たってしまったら、折れた刃が自分に飛んでくるのではないか・・・。失敗して足を切らないのだろうか。なんてビビリな私は怯えていたのですが。現実は違いました。もちろん刃がついたタイプもあるようなのですが、他にも種類があって。樹脂の刃のものや、紐がついていて高速回転することによって叩き切る?タイプがあるようでして。素人の私には安心でした。気持ちの部分でも。

 

農業をやり始めて思ったのですけど、本当に草?なのか雑草というのかわかりませんけど、成長するのが早いこと早いこと。生えている草を刈ってやらないといつのまにか自分の身長以上に伸びてしまうんです。そうなるとやっぱりぶどうの手入れをするときにも邪魔になってしまうのもさることながら、密生してしまうと虫や病気の発生源になるらしく周囲の畑にも迷惑になってしまうとのことでした。私はもうなれましたけど、草がボーボーなところでは気持よく仕事はできないですよね。だれでも何回か作業をすれば草は刈れるようにはなりますが、刈るタイミングは重要だなぁとつくづく思いました。

 

あとは農薬散布。

 スピードスプレーヤーという機械に乗って農薬を撒くのです。通称「SS(エスエス)」自動車免許を持ってから初めて小型特殊自動車に乗車しました。変な話一生乗ることはないと思っていましたが(笑 まあこれもマニュアルだし、色々なレバーやら、ボタンやらついていて抵抗もあったのですが、何回か乗車することでそれなりに運転できるようになりました。使用した農薬の中に昔勉強したボルドー液」が入っていたのでなんとなく「それ知ってるよ〜」って思って嬉しくなりました。

 

運転自体はいいのですけど、意外と梁(ぶどうの枝を支える針金を固定する支柱)の感覚が狭くてですね、申し訳ないながら、2本くらいあたってしまって倒してしまったのですよね・・・素人だからこれくらいしょうがない「ちょ〜やばいぞこれ」って思って沈んだ気持ちで最後まで撒いたのですけど。親方さんに話をしたら「2本や3本倒れたってダイジョブダイジョブ」って言っていただいたのでとても安心しました。

 

棚が低いところ(ぶどうの幹が自分の身長よりもだいぶ低い)でも撒いたのですが、低いところの幹に何回も頭をぶつけましてまして。ひどいところでは頭がぶどうに激突して潰れたんじゃないかって言う場面も(結構痛いんです)機械での作業も含めて自分の身長に対しての棚の高さはとても重要だなと再認識。自分の身長よりも低い棚だとずっと中腰、もしくは首を横に倒しながらのしごとになってしまいます。それでは体力云々の問題ではなく、かなり肉体的負担が大きいと感じました。

 

まあともかく、週頭は新しいことばかりで不安いっぱいでしたけど、終わってみれば新しいことだらけでただただ楽しかった週でした。新しいことは不安がちょっと大きい中で始めるとそれほど大したこともない事が多いかもしれませんね。

 

ということで、現状報告でした。

 

今週末はお休みになりましたので、溜まっているできなかった事をこなします。

 

世間は三連休?みたいですね。農作業やっていると曜日感覚もなくなります。