ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

雨のち農家のおやっさん

昨日は朝からしとしとと雨が降っていて、6月なのにだいぶ肌寒い中から畑に出て行きました。今日は今日で夕立にあって仕事は早めに切り上げとなりました。山の天気は変わりやすいといいますが、雨がふる前にはわかりやすいように雷が鳴り出し、黒い雲が上空に流れてきて、風が出てきたなぁって思った矢先に降り出します。お陰で最近は天気予報だけは確認するのが日課になりました。

 

さて、雨の時は当然雨具をきての作業になるわけなのですけど。それでも一日作業をしていれば下に来ている服も濡れていきます。葡萄は上にぶら下がっているので、手は上に向けるんです。そうすると雨がつたって落ちてくるので袖口が濡れてきて作業効率が落ちていきます。まあ屋内で仕事をしているのでは経験できないことなので、それもまた自然の中で仕事をしているから実感できるのかもしれませんね。

 

割りと私もそうなのですけど、正直朝起きた時に「雨だ」という認識があった時ってマイナスにとらえているんですよね。ちょっと気分が乗らないってやつです。皆さんはいかがでしょうか。周囲の人から「今日は雨だ〜。やった〜」「雨の日っていいよね〜」ってちょっと大げさに書いてしまいましたが、雨を好意的に捉える人って意外と少ないという実感があります。プラスにとらえた時って限定されていて、子供の頃の遠足・行事であまり行きたくないな〜って思っていたら、雨で中止になったりするとかですかね・・・♪心のなかで「やった中止だ!」って多分思っていたのだと思います。その時は。

 

今は皆さんも知っている通り「梅雨」の時期なので、梅雨から抜けるまでは雨とも上手に付き合って行きたいものですね。

 

さて、今日は一緒に作業をしている農家のおやっさんから「ヤングコーン」頂きました。もともとはとうもろこしの実を若いうちに「間引き」したものらしく、栽培の過程で出るものらしいのです。今まで「ヤングコーン」っててっきり普通のとうもろこしとは違う品種だとばかり思っていましたのでいい勉強になりました。

 

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ちょっと塩でゆでて夕飯のおかずに、ゆでて残ったものは明日のお弁当のおかずのとして使用したいと思います。どんなところにも、気のいいおやっさんがいるんですよね。仕事でも良くしてもらっているのですけど、話し方といい、優しさといい、実家にいる祖父母の相手をしているようでなんとも不思議な気分です。

 

色々頂いているのでどこかでお返しをしなければですね。周囲の人からは話を聞いてあげてすごいねぇ、なんていわれるのですけど。普通におばあちゃん子なので、すごいもなにもなくて、年配の方の相手は慣れているので普通に話をしているんだけなんですけどね。よく見えるのでしょうかね〜?

 

明日はぶどうの房にかさをかけていくようです。それもお初の作業なので楽しみで仕方がありません。明日は晴れてくれると嬉しいですね。