ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

親から「うけとるもの」「うけとらないもの」

今日は最近知り合った方に誘われて?無理やり?お邪魔してワイン会をしてきました。やはりね。新たに知り合う方と酒をかわして話をするというのはとても楽しいですね。私もいつもながら、調子に乗って自分の話ばかりしてしまいました。お相手をしていただいて本当にありがたかったです。

 

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今回お邪魔した方は新しい事を今まさに始めているのですけど、私から見たら起業家そのも(ご本人はどう思うかわかりませんが)話を聞いている限りでは、マイナスの発言が少ないのですよね。ご自分でも話をされていましたけどまさに「直感的」な感じ。

 

「これをやったら面白いと思うんだよね〜」

 

って感じでね。頭の中にこうしたらうまく行くんだろうなぁって既に浮かんでいそうな感じに見えてしまって。話を聞いているこちらが楽しくなってしまうくらい。「大変だと思うけど」「これからが大変だと思う」っていっているんですけど。そんな大変な事とかこれから起こりそうになさそうといいますか、その大変な事柄でさえも楽しんでいそうな笑顔で話をされるんですよね〜。ついつい自分にはない魅力にあふれていて。好奇の目で見てしまっていたかもしれません。

 

色々話をする中で、いくつか共通するなぁって事がちらほら。でもその中でもっとも同感できた話があったんです。それは親の影響についての話。なんだ。子は親に似るって話じゃないのかって思われる?かもしれませんけど。逆の話。

 

  • 親が○○だったから、○○にならないようにしている。

 

要は親を反面教師にしているという話です。でもまたこうも言うんです。

 

  • しかし親はすごいと思うんだよね。

 

って。ここがなんとも心に残ったんです。

 

 

私自身、正直に言うと親みたいにはなりたくないって思って育ってきたんですよね。絶対に親みたいにはなりたくないって。ことあるごと(特にお酒飲んでいる時)に言ってきたように思います。

 

しかし、自分でも最近認識してきている事があるんです。なんだかんだいって「親に似ているなって」・・・特に無意識に自分の話をしているときとかね、やけに自信ありげに話をするんですよワタシ。(ご一緒した事のある知人の方々はわかると思います)マイナスの事とか言わないですからね。ほんと自信に満ちあふれている!ってしゃべり方をしてるんですけど。意外と小心者なんですよ。隠しているんでしょうきっと。

 

私も大人になったのからか。最近認識が変わってきたんですよね親に対して。親みたいになりたくないってことって、やはり親の「悪い部分」にフォーカスしてきたからなんだと。それは親と同じ事をすると、親と同じように悪い事(自分がなりたくない)ことが起こるんだって思っているからなんですよね(引き寄せの法則で言ったらもうこの時点で悪い事が起こるのでアウトですよね〜。)

 

親の「良い部分」に対して物事をフォーカスすると。あり得ないくらいの良い部分があるんですよね。親はすごいと思う気持ちが生まれると不思議な事に力がみなぎってくるんですよ。だってそのすごい親の子供なんですもん自分って。親があれだけできるのであれば自分でもできるんだって自信につながるんですよ。自己肯定感って奴ですかね。

 

私も色々人のせいにしないとか、周囲のせいにしないとか偉そうな事言っていたんですけど。恥ずかしながらどこかで親の悪い部分をみて、親のせいにしていた事が合ったかもしれません(すみません)

 

成功している人は「親と和解」できている

 

とある本で見た事があります。親を受け入れる事ができた人は自分を受け入れる事につながるからそういえるのかな?とか勝手に思ってなんか妙に腑に落ちました。また、

 

どの親から生まれるのは選べないけど、生き方は選べる

 

とも聴いた事があります。結局の所、親から受け継ぎたい部分はちゃっかりもらって生かせば良いって話ですよね。親のああいう部分が嫌なんだよって言っているうちは視野が狭かったな〜とかなんだか書いているうちに恥ずかしくなってしまいます。・・これくらいにしておきますか。

 

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こういった気づきを得られるのも、色々なきっかけから縁によって知り合った皆さんのおかげですよね。やはり新しい人たちに出会うというのはとても大事だなぁって、改めて認識したお酒の席でした。ごちそうさまでした。