成功体験を昔の記憶からたぐりよせてみる。
昔の成功体験を思い出すとやりたいことや、仕事上のヒントがあるって、色々な人には話をしてきたんです。
なかなかそんなのは私にはないよって言う人が多いんですけど。必ずあるんですよね。例えば・・・子供時代、いつも3、4人でつるんで悪い事ばっかりしてやつがいたんです。結局先生に怒られる訳ですけど。しかしなんでかわからないけれど、いつも怒られない奴が1人だけいるんですよね。「なんでお前は怒られないんだよ!」「ずるいぞお前」なんて事があって。その場は得した!運が良かった!ってことで落ち着いていたんです。そんなたわいもない話ですけど。怒られないってことが要領が良かった、ずる賢かった?ってことなのかな・・・もしかしたらそれがその人の能力?
ってこんな感じで。
そういった本を読んでは、こういう考え方があるんだよ〜って話をしていた時期がありました。かれこれもう4年前くらいからですかね。
人に言うのは得意なんです。でもついに自分にもそうしなくては行けないときがくるんですよね。
人がどうこうではなくて「私」が小さい時に誇れる事ってなんだろう?って振り返る事をしてなかったんです。こうやって自分の場合を考えるとこれはまたダメな事しか浮かんでこないと(人にはあんなに偉そうなのにね〜)
でもぼんやり考えていたら、唯一誇れる事を発掘したんです。というよりも、友人と話をしていた時に言われたんです。
「お前は字がきれいにかけていいよなぁ」
・・・そっか。あったわ。自分にも。
それが「習字」だったんですよね。
ということで。たまには自慢話をきいてください。
一年生のときは硬筆(えんぴつ)から始まり、高学年では書き初めですか。そういった小学校での書道展、書き初めは全部「金賞」だったんです!!
今思えば誰にも負けない物が自分にあったんです。きんきらきんですよ。
賞も結構いただいたって事で。元々うまかったと言えばそうではなくて、幼稚園の年中からはじめ、中学一年の途中までやっていたんです。七年ちょいですか。習字って一番習い事の中で長かったんです。自分の記憶を辿ってみると、書道を習っている時には、ずっと座敷に正座で座って、一時間〜一時間半程度集中して字を書く訳です。始めはずっと漢字を書くノートに(懐かしきジャポニカ系?)ずっと漢字を書いて行くんですよね。幼稚園の時は集中力を切らしたり、足が痛くなったりで、おちつかなかったのですけど。一年、二年と通っているうちに、いつの間にか集中力と、忍耐力(足が痛くなくなるってことですけど)がついたのかな?と思います。
で。じゃあそれが何に役立っているんだって話ですけど・・・字がちょっとばかしきれいに書ける?ってことかなぁ・・・・。
いや、ほかにもありました。
- 毎日の日経新聞朝刊の春秋の書き写し
(これは今年の始めからですが)
- 読んだ本をモレスキンにまとめる事。(チェックした所だけですが)
(ちびちびやっていたのですが、数えてみたら今や50〜55冊分)
って今のところ思いついたのが2つだけですけどw
前者は今年から、後者はもう2年くらいかけてまとめています。本を読むのも苦がないのも習字のうつす事(模写)からか・・・。なんか文字を読んだり書いたりという項目は苦もなくすんなりできているような気がします。続いている事が何よりも証拠?(かなとか)なんとなくですけど、カラダが覚えているんでしょうかね。
どれだけ自慢になったかはちょっと疑問ですがこれはあくまで私の例。こんな私ですらあったのですから。もっと皆さんであれば。過去に得意だった事や、周囲から抜きん出ていた事柄があるかもしれません。たまには昔を懐かしく、楽しく思い出しながらゆっくり考えてみてはいかがでしょうか。