ささブロ

鍬を置いて、山を降りた人

楽しく悩む

今まで生きてきた中で悩まない人生を過ごしてきた。という人。私が知っている限りは知りません。「人はなぜ悩むのか」という問いに対して、色々な研究や実験等があるようですが、ある本には悩みというのは「何を悩んでいるのかわからない」事が悩みだそうです。

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私の主観もちょっと入っていますが、悩みの原因がわかっている人のその後についてはだいたい2つに分かれるのではないかと。

 

  • 悩みについて「本質をとらえるのか」(解決させる/アクションを起こすのか)
  • 悩みについて「考えるをやめるのか」(たいしたことない事だろう)

 

問題ととらえた場合はそこから新たな悩みに発展して行く場合もありますが

 

なんでそんな事を言っているかというと。昨日ちょっと夜に友人と飲んでいた時の話に話題にあがった「仕事の先が見えてしまった時」の話。仕事のやり方を覚えていたり、ルーチンワークの場合は起こりやすいのでしょうか。でもここでそれを感じる事ができた時点で周囲とくらべてすでに「半歩前に」出ているのかもしれません。だってもうこのまま続けていいのかっていう疑問がわいている時点で複数の案が頭をよぎっているはずですから(人の価値感にも関わってくるので、自分のどこに重きを置くかで違うのでしょう)

 

私が過去に話をいろいろな方から聞いた中の例として・・・

 

  • 自分の会社の役職が上、年齢が上の人たちが不満を良いながら仕事をしている。
  • 会社の業績が良くないので、仕事がなくなって行くのではないか。
  • 目標とできる人物が会社内にいない。(こうなりたい自分がいない)

 

正直私も過去にはこういう事で悩んだ事がありますけど。こういう場合の先が見えたというのはやっぱり「このままで良いのか」という事なのでしょう。収入面での「安定」で考えたらそのまま仕事を続けるのかも知れませんが・・・その「安定」がなくなったときはどうなるのでしょうか。

 

だからといって、私は動いてしまった側(フライングしちゃったかもw)なのでそれはそれで悩む事もありますが。本質的に人間の悩みは果てる事がありませし、せっかく悩むのだったら「楽しく悩みたい」ですよね。「こんなに選択肢があるぞ。いやぁ〜困ってしまうなぁ」っていう風に。同じ悩み、一つの事で悩むのはもったいない。

 

行動を起こしてどんどん新しい悩みの渦に飛び込んで行ける人間に、私はなりたいものです。